共通の法則2～楽勝三連単

　血統傾向についてアレコレ能書きを垂れなくても、ＪＲＡのＨＰにある「データ分析」を使えば、いとも簡単に馬券を組むことが出来る。しかも、三連単を。
毎週掲載されている同コーナーのデータだが、ただ統計をとりました、といった風なデータばかりで、ピンポイントで狙えそうなデータが載っているのはごく稀なことなのだが、この共同通信杯に限っては、使えるデータばかりである。その中でも特に使えるデータを抜粋して、登録馬を消去していく。（対象期間は中山開催を含む過去１０年）

☆共同通信杯消去データ☆

１．前走６着以下：０－０－０－３０
まずは、前走６着以下の馬をバッサリと。

２．前走が初勝利：０－０－１－１５
前走新馬戦あるいは未勝利戦１着の馬もまた、バッサリ切って構わない。
ここまでで、地方馬ガナールを含めた１６頭のうち、ちょうど半分の８頭を消せる。
ちなみに、それ以外の前走１着馬の成績は、３－６－３－２３（勝率８．６％・連対率２５．７％・３着以内率３４．３％）である。

３．前走２着：５－０－０－７
なんと勝率４１．７％！！しかも、頭あってヒモなしタイプ。
となると、三連単の１着はこの馬で決まり。
☆ダイワアセット…スペシャルウィーク×タイキシャトル

４．前走重賞３着：１－１－３－２
勝率１４．３％・連対率２８．６％・３着以内率７１．４％となり、ここに該当する馬は３連単の３着付けがピッタリ。
☆ダノンシャンティ…フジキセキ×マークオブエスティーム

と、ここまでで三連単の両サイドが決まったので、あとはサンドイッチの中身の具を選べばいいだけ。
５．中山開催を除く過去９年で、左回りで勝利実績のある馬が毎年必ず連対中
率は掲載されていないが、その内訳を見てみると該当馬１２頭中、１着が４頭、２着が８頭なので、このタイプは２着付けが最適。
☆ハンソデバンド…マンハッタンカフェ×アフリート

なんとビックリ！三連単一点勝負馬券の出来上がり♪
う～ん、こうやって見てみると如何にもありそうな馬券に思えてきたので、とりあえず買っとかないと。というか、他に手を出したい馬も見当たらないことだし、この一点だけ買って黙って見ておこう。

　ちなみに、１６頭立てで行われる場合の三連単の理論上の的中確率は約０．０３％。一方、この馬券のそれは１．２８％と、約４３倍に跳ね上がることを付け加えておく。
パーセンテージでみると大した差はないように思えるが、配当が同額で、１万回やって３回当たるクジと、１００回やって１回当たるクジがあるとしたら、どうだろう？
あなたはどちらを選ぶだろうか？

あとは、配当がいくらつくのか？それだけが楽しみな今年の共同通信杯である。

＝只今放牧中＝