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京女の法則2~オカルト

2010-01-28 00:00:00 | 牝馬の法則
 京都牝馬Sにまつわる世にも奇妙な物語―

 04年を起点とし、シンザン記念で3着以内に入った血統のいずれかが、京都牝馬Sに毎年必ずリンクしている・・・

 しかし、これは全くのオカルトではない。京都牝馬Sは、シンザン記念と同じ京都芝1600m外周りコースで行なわれ、その間隔は開催替われど、3週間とそれほど離れていないので、コースの傾向をそのまま引き継ぐ可能性は大である。だとしたら、初日に行なわれる京都金杯の傾向にもリンクしてよさそうなものだが、金杯⇒京都牝馬、あるいは金杯⇒シンザン記念の繋がりが見られないのは不思議と言えば不思議。

 SS系がリンクするのは、その出走頭数が多いことを考えれば当たり前の話なので割愛するが、04年のシンザン記念でSS系フジキセキ×ノーザンテースト系(タマモホットプレイ)が2着に入り、京都牝馬Sでは、同じ血統構成のチアズメッセージが1着になった。

 05年は、まず1着の母父にリファールで、その直仔であるダンシングブレーヴが京都牝馬Sの3着(エリモピクシー)の父。そして、シンザン記念で2着(マイネルハーティー)の母父に入ったルドルフが、京都牝馬では1着(アズマサンダース)の母方に。

 06年は、シンザン記念で3着(ロジック)の母父に入ったプリンスリーギフト系が、京都牝馬で1着(マイネサマンサ)の母父。

 07年は、SS系だけのリンクなのでサラッと流して、圧巻なのは08年。
シンザン記念でワン・ツーを決めたミスプロ系×SS(ドリームシグナル・ドリームガードナー)が、京都牝馬では父、母父が入れ替わってのワン・ツーフィニッシュ(アドマイヤキッス・ザレマ)。

 そして、昨年は2着の母父はともにロベルト系で、シンザン記念1着(アントニオバローズ)と京都牝馬3着(ザレマ)の血統構成は、どちらもSS系×ミスプロ系である。

 このように、大系統だけではなく、その下のラインや、同じ血統構成の馬がピンポインとでリンクしているケースが多い。

 果たして、今年もオカルト現象は続くのだろうか?
そして、続くとしたら、どの血統が・・・・?

 信じるか信じないかはあなた次第!!
そして、どの血統を選ぶのかは、あなたのセンス次第!!

=つづく=


京女の法則1~血統傾向

2010-01-28 00:00:00 | 牝馬の法則
 「開催替りには手を出すな!」の格言は、連続開催となる2回京都には当て嵌まらない。よって、勝負をするなら断然、京都。特に今週行なわれる京都牝馬Sは、ハッキリとした傾向が出ているのでなおさらだ。

 というわけけで、京都牝馬S血統傾向過去6年↓

 過去6年で3着以内に入った18頭のうち、父ヘイロー系が5-5-4の計14頭おり、ヘイロー系を父にも母父にも持たない馬は、4頭のみ。
 ヘイロー系の内訳は、デヴィルズバッグ系が3頭(実質2頭)で、SS直仔が6頭、二代目SS系が5頭(実質4頭)。そのSS系二代目は、今のところ勝てていないが、いずれにしろ、父SS系が中心であることには変わりない。
 が、その縛りだと該当馬が居過ぎるので、ここではSS系の配合相手で絞り込んでみる。

 まず、2勝を上げている×ナスルーラ系。登録馬中の該当馬は計4頭。クラウンプリンセス(ダンス×シアトルスルー)、ヒカルアマランサス(タキオン×エーピーインディ)は、いずれもボールドルーラー系との配合。そして、×プリンスリーギフト系のマイネレーツェル(ステイゴールド×バクシンオー)と、×グレイソブリン系のプリマフォルツァ(アリュール×トニービン)。この中で敢えて1頭に絞るなら、父、母父合わせて1勝3着2回の実績があるプリンスリーギフトを母父に持つマイネか。

 1-2-1の×ミスプロ系だが、該当馬は三度目の挑戦となるザレマ(ダンス×ザフォニック)1頭のみ。ただし、リピーターはザレマ自身を含め過去6年で2頭いるが、いずれも勝てずじまい。果たして「二度あることは三度ある」のか、あるいは「三度目の正直」になるのか?

 最後に2勝3着1回の×ノーザン系であるが、全てノーザンテースト系で、そのうち2頭が母父アンバーシャダイ。そのアンバーは、父はSS系ではないが昨年の1着の母父である。登録馬中、SS×ノーザン系は3頭いるものの、母父アンバーシャダイあるいはノーザンテースト系の配合の馬はいない。よって、ここではノーザンテースト系を母父に持つ2頭をあげておく。まずは、昨年の覇者チェレブリタ(ブラックホーク×アンバー)ベストロケーション(クロフネ×ノーザンテースト)の2頭。
だが、ザレマは、上述のようにリピーターは勝てない傾向にある点、ベストの方は初距離がどうなのか?といった心配はある。

 と、絞ったつもりが7頭にもなった。ここに省略したSS系×ノーザン系の3頭を加えると、10頭になってしまう。できる事なら、軒並み回避して欲しいものだが、そんなに世の中甘くはない。

=つづく=