ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

時代がここまで変わって来た

2017年07月24日 | PC モノ 便利
ちょっと十年前くらいまで、パソコンはオタク系とか、ネクラ系の扱いで、やる人は特殊技能者扱いだった。
それが決定的に変わってきたのは、iPhoneなどのスマホが一般化して来た頃からだと思う。今では電車内の風景は、みな無言で小さな画面を見続けて指先をピコピコし続けている。今朝もドルカスの旧友で、「今さら新しいことをしたくない-」と言い続けていた方が、スマホデビューしたとの報だった。時代に抵抗しても、それは無駄な抵抗というものだと思う。
本日24日はテレワークディと称して、在宅勤務する企業も多い。もうそんな時代である。

ところでその、十年前でも予想されていたことに、ホームページ(以下HP)があり、その時でも想像されてなかったことがアマゾン・楽天などのネットショッピングとSNSと言われるフェイスブックとかLINEだろう。私の教会でもHPを持っているが、今やHPが無いような教会は、もはやこの世に存在していないのと同じとまで言われている。教会ですらこうなのだから、まして商店・会社・諸施設などは熾烈な戦いである。
本物の戦いすらある。イラクやシリアのISがSNSを使って兵を集め、テロを進める時代である。お隣の中国では国家の存亡をかけてインターネットを封じ込め、自由な情報が国民に知れ渡るのを防いでいる。

ところでネットショッピングの代表、アマゾンの話である。私が主にアマゾンを使うようになってから感じることに、早晩これまでのお店というものが否応なく大きく変質せざるを得ないであろうというものだ。
まず、変える商品の世界が全然違う。以前は、近くのお店に並べてあるわずかな商品しか知ることも買うこともできなかった。しかし今や商品を選ぶ範囲は存在するすべて、である。ハッキリ言ってこれからのお店は、これまでの売るというより、単に実物を確かめる試着室、ショーケースのような場となるであろう。

昔は例えば冷蔵庫を買おうと思えば、A電気店・B電気店・C電気店とはしごして巡り歩き、一番安いお店探しに時間と足と口を使ったものだ。しかし今やiPhoneとかiPadで、一瞬のうちに日本全国や世界から最安価格を見つけ、その場で直ちに発注できる。しかも重い荷物でも自宅玄関先まで、速やかに配達される。必要なのは新しい商品への知識と評価、実際それが自分にフィットするかどうかの確認だけなのだ。(右が返品後、びったしの届いた靴)

最近の例である、テニスシューズをら買い換えなければならなかったのだが、靴はフィットするかどうかが重要な商品の一つ。そのためわさわざ希望の商品が置いてあるお店に行くのは、大変である上、ビッタシならば値段には目をつぶって買わざるを得ない。けれとも靴といえどもやはりネットで注文して、家に届いた商品がフィットしなければ、ただちに返品すれば良い時代になった。ただし返品送料の負担だけはケースバイケースである。(中敷きが一つだけ入って届いた箱)
ところでこれは何とかして欲しいと思うものに、過剰包装がある。靴の中敷きを一つ追加注文しただけで、これだけ大きな箱に入ってくる。たくさんの空気を運ぶ宅配は、どこかおかしいんじゃないだろうか。


ケパ






コメント
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