ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

近場のバードサンクチュアリ〜谷津干潟

2017年05月04日 | 自然
今日は連休中の渋滞を考え、近場ながら、まだドルカスが知らないバードサンクチュアリに連れて行った。(上から見た谷津干潟・・中央の長方形)

干潟は海岸沿いにあるものだが、実はこれよりも一つ内奥で沿って走る14号線が、実は昔からの海岸線。この所は明治初期に塩田として造られ、それが経緯あって国の所轄となり、周囲の埋め立てに取り残されていた所だつた。ここも危うく払い下げられて埋め立てられる寸前、自然保護運動の結果残されることになった。(観察センター内。施設からも観察できる)

現在の谷津干潟(やつひがた)は、千葉県習志野市谷津および秋津にある約40haの干潟で、その一角に観察センター(有料 一般370円、65才以上180円 )もある。バードウォッチが好きな人はもちろん、良い天気なら緑地で憩い、干潟の景観を楽しみ、野鳥の観察など、自然と古い触れ合いにも最的な場所である。

観察センターは、大きなガラス張りの観察ルームが空調が整って、鳥の観察が快適にできるようになっている。またデコイ=木製のそっくりが置いてあるので、種類の見分けに役立つ。ここから見渡すと、干潟の東側には背高の葦が群生していた。南方からの渡り鳥オオヨシキリが巣作りをするのに最適な葦が群生している。

この干潟は埋め立てに取り残された所であるが、実は両側に二本の川に挟まれた川口であった。現在では両側ともコンクリートで固められ、とても川とは思えなかったのだが。(干潟で夕食を探す)

この干潟、取り残されたからこそ、四方から鳥を間近に観察できるのも立地の良い点だ。よくぞ自然を残してくださったと思う。


ケパ
コメント
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