ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

クルマの自動運転化

2016年09月19日 | PC モノ 便利
クルマの自動運転についてはレベル1から4までの4段階あって、今回発売された日産セレナの登場で、第一段階から第二段階へと大きく進んだことが報じられている。セレナは高速道路はもちろん、一般道路においても前車との自動追尾可能だと聞く。つまり渋滞でノロノロしようと、ハンドルから手を離して車に任せれば良いのだ。人間の不注意からくる事故を減らせる革命的な装置だ。レベル4の、人が目的地を言いさえすれば着いちゃう時代まで、もう後数年、東京オリンピック前後には登場している予定だという。

ひと昔前、クルマがクラッチのないオートマになりつつある時、マニュアルの方がいいと抵抗する人がいた。今ではそれは、笑い話に近い。自動運転についても多分同じだ。セレナのような自動運転車を売るメーカーは販売において決定的なアドバンテージを持つ。この開発をめぐっては、日独のメーカーが索引し世界中のメーカーを巻き込んで、激しい開発競争を行なっていることをNHKが特集で取り上げていた。日本に勝ってほしいが、私は一日千秋の思いで待ち焦がれている。なぜか。

私の二十歳はバプテスマを受け、車の免許をとった年だった。それから45年。年間数万キロを走るドライバーであって、かつ生来のあわて者、うっかり者でありながら、大きな事故を一度も起こしたことがないのは、神の守りとしか言いようがない。そんな経験豊かな私でも、実は首都高速、特に都心環状線の運転だけはいつも緊張する。これはもっとも危険な道路である。
道路規格が昔の狭いものなのに、皆さん危険なスピードを出し、合流がナント右から上下から立体的にやって来る。しかも短い距離で連続して車線分岐が続くので、よく覚えてない道はアドレナリンが上がり放しである。だから都心環状線では、運転者への話しかけは厳禁である。

また、東京都心部は電車の街であり、弱者優先も徹底している。それで、歩行者や特に多い自転車にも細心の注意を払わなければならない。あれやこれやで、この地の運転は疲れる。そこでクルマが自動運転になることを、私は待望しているわけなのだ。もちろん首都高速で使えることが前提なわけだが、そうでなくても信州への運転は、疲れが相当軽減されることになるだろう。待ち遠しいし、私が運転の現役で現実になることが嬉しい。 ケパ
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