ケパとドルカス

『肝心なことは目では見えない』これは星の王子さまの友達になったきつねの言葉。

黒部ダムにかかる虹

2011年08月02日 | 信仰

 先週は北アルプスの白馬まで行ったことをお話しした。P1020734 東京地方は天気が悪かったらしいが、白馬は実に美しい緑とさわやかな空気がすばらしかった。その一週間前に訪れたギリシャ(写真はパトモス島。下草は日照りに枯れている)が、緯度は東京よりも上でも、連日40度以上の高温と強い日差しに、多くの植物は枯れ果てる寸前といった具合で対照的だった。
 これまで何度も白馬に来ていて、一つだけ残念に思うことがあった。近くの黒部ダムを訪れてないことだ。かつて石原裕次郎主演の映画「黒部の太陽」を観て感動した思い出があった。今回ようやく黒部ダムの見学がかなって、うれしかった。

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 ところでドルカスが妙な動きをしているのが気になった。なんかぶつぶつ祈っている。何かと思えば「神様、どうか虹が見れますように」と。「なにを無理なことを言っているんだろう。こんな曇天で・・・、まだ雨が降ってないだけで喜ばなければ・・・」と常識的な思考をする私は思っていた。ところが、である。滞在1時間のみの後半、あとちょっとと言うところで本当に虹が出た(写真)のである。いや、驚いた。熱心に祈る人にはかないません。神は祈る者に応えられ、自分の常識に頼って祈らない者はほぞをかみます。 (ケパ)

 ※この件は、白馬滞在中にドルカスの体験として一度記事を アップしています。
 ※このダムは工事着手から4年4ヶ月を経て、「80メートルの破砕帯」など多くの難工事を乗り越え、昭和36年1月15日、ようやく1・弐号機が運転を開始した。完成は昭和38年6月、総工費513億円、労働力延べ1000万人を費やした。

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