心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

自然いっぱい、ガイドもいっぱい

2011-07-22 13:19:19 | 
石垣島では移住した友人宅に7泊。
コンクリート打ちっぱなしの台風対策ばっちりの新築家屋だった。
核攻撃も大丈夫だよね、というのはこの時期、悪い冗談。
トイレ・TV・AC付のゲストルームが用意してあって、おかげでゆっくり過ごせた。

星を見に行ったり、
釣りでグルクンを34匹あげたり、
島一周ドライブをしたり、
クースー(泡盛古酒)を嗜んだり、
行きつけという島そば屋やラーメン屋へ行ったり、
移住仲間という成功している絶景レストランへ行ったり、
ナチュラルガイドツアーで村の奥の名もない鍾乳洞へ腰をかがめて入って手長エビなどを見たり、
トンネルができて廃道になった渓流沿いをクモの巣を払いながら歩いたり、
干潮のラグーンでサンゴやイワノミなどの生物探しをしたり、
・・・
この島には復帰前に来たことがあるけど、埋め立てや経済発展で、当時の印象に残っていた川平湾を含めて、まるで違うところになってしまっていた。

念願の西表島へ初上陸できて、滝壺を二つ訪ねる渓流トレッキング。
フェルト底の渓流タビで、人が入っていない苔むした岩を伝いながら、10時から5時まで歩いた。
おかげで、帰り際には足裏は痛くなるし、ふくらはぎや太ももが痙攣しそうになるくらいだった。
この暑い時期の低山トレッキングでは熱中症予防の体温対策が大きいけど、ここでは渓流に服のままお風呂のように横になって浸かってしまうというお手軽対策。
西表13年目になるというガイドは、雨の時に雨具を着るのはここでは悪い対策、というのがおかしかった。
次に来るときには、島縦断をテントを持ってやりたいナ。
早朝に船で甘い香りのサガリバナが川面に落下するところを見に行ったのも印象的だった。

友人がPCを使わないので友人宅にはネット環境がなくて、1日はネットカフェへ行ったけど、次の小浜島のホテルでは貯まったメールなどの対応に長時間。
それで、おいしい料理と、温泉のない沖縄の海を見下ろす大浴場くらいの印象。
なお、朝ドラ以降「ちゅらさん」何とかを名乗ってきたこの島は、もうそれを知らない人が多くて、今年からはそうしないことになったと聞いた。
10年経つんだって。

沖縄は自然いっぱい、ガイドいっぱいの島だった。
熱帯の島の自然だけならカリブなどに負けるけど、日本語で旅できるということだろう。
東京より低い30℃程度が最高気温で、島特有の陸風海風が吹く気候も過ごしやすかった。
陽射しと日本の物価高は強烈だけどね。
ちょうど発生した台風6号の予想ルートが帰京フライトと重なって、一時は気を揉んだけど、幸い離れて行って、それはよかった。

++++++++++++

あすからは4か月ぶりのネパール。

村の女性にミシン教室をし、その製品を日本でも販売しているNGOから、製作モデルを数点、預かったので持っていく。

かつて現地で通訳を頼んだことのあるネパール青年が、偶然ここに近い日本語学校に4月から通っていて、来年の奨学金付き大学入学を狙っているけど、親族へのiPodと借りてきたお金の利子分の現金を託された。
深夜の工場で働きながら、私費留学をよくガンバっている!
こんなハングリーな人を日本で見なくなってしまったよね。

これで荷物は24Kg、もう限界。


最新の画像もっと見る