心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

ネパールの人々の心理特性 講義 3回目

2007-09-15 00:41:35 | 国際協力・保健/リハ/心理学分野
きょうは、JICA-NGO学びの会でした。

出た質問や意見は次のようでした。
・3才児までは日本と変わらないが、4才児から変わっていく印象がある。他者の目を、ネパールの子供は意識しないようだ。幼稚園ボランティアから。
・アルコール依存が増えている印象がある。
・不安を身体化する傾向は感じるが、身体に問題のない不安だけとの場合とはどう区別したらよいか。鍼灸JOCV隊員。
・組織が協力し合わない。
・職場を代表して研修を受けてきても、ほかの人には教えない。
・ネパール社会の自殺状況は?
・数日間歩いて、ようやく受診する、ネパールのアクセスの悪さは、診療内容に影響を与えているか。
・知り合いがうつ的とか死にたいと言うとき、どう接するのがよいか。

開発事業に関係している人だけが聴衆だったせいか、今までよりも、深まった話し合いになったように感じました。

それと、新たに着任された所長から、名刺交換するときに、「同郷のようです」と声をかけていただきました。
いつかじっくり話したいです・・・ネパールもそうですが、足元の日本側の社会開発!です。


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