心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

放射能のお勉強

2012-06-08 06:33:41 | 日本で・・・
あと10日ほどで日本なわけだけど、
数日前に、ぼくたちが陸前高田で津波被災者を対象として、今年3月まで1年間、避難所や仮設住宅で行った「N」NGOの「こころのケア」プロジェクトのドナーの一つであったアメリカのドナーNGO「A」の米人駐在員Rさんから、福島と宮城で活動している「I」NGOへ、心理専門家としてのアドバイスとガイダンスをしてほしいとのオファーがあった。

それで急ぎ、放射能についてのお勉強。
戻ったら日本の自宅ですぐに受け取ることができるように、アマゾンへの書籍注文はカートに入れた。
そしてネット上では、次がわかりやすかった。
http://blogos.com/article/40587/?axis=&p=1

原発事故近接地域から避難されている方々が住む仮設住宅が主な活動の舞台のようなので、
・対象者群の絞り方
・ボランティアが行う活動を専門的に支える場合と、直接にぼくが行う場合の活動イメージ
などを、考えている。

ネット検索してみると、季節柄、園芸療法類似の活動がいろんな団体の手で盛んに行われている様子がわかる。
陸前高田での経験からもよく理解できる。
東北地域ではとりわけ、春が待ち遠しく、その恩恵である山菜取りや野菜作りを楽しみにしている人が少なくないと思う。

自分が給水など世話をする対象(植物)の成長を日々確認できる園芸は、自我の動きを肯定することを促進するし、
また、被災以来、支援され続けている自分が逆に他者を育てる役割へと、積極的に転換できることも自我強化につながると思っている。

20日に帰国したら、その日夕方には東京で打ち合わせと決まった。


最新の画像もっと見る