心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

お盆、湿気、日本の夏

2012-08-15 06:33:00 | 日本で・・・
11日夜はシンポ終了時に、元信州大のOT(作業療法士)のT御大と偶然に遭遇して、懇親会でも話し相手に困らなかった。

それと、
チェルノブイリの1/10の被ばく量だから、長期的にも甲状腺がんは出ないかもしれない、
今になって自主避難を勧める人がいるのは誤り、
などと演者が安全性?を異口同音に語っていたのは気になった。
そして、Radiation Phobiaという呼び方もねえ・・・

ぼくが気にしている、強制的な移転に伴う失職・転校・家族分離・職場内葛藤、医療保障などの居住地域による区別への不満、東電関係者への怒りなどの、原発事故に起因する住民の2次的なストレスの表れや考察などについての報告は一つだけだった。

この国際シンポでは医師の報告が目立ち、心理職やOTの発表がなかったのも心配になった。
某職種の30代入口と思える若い一人が、認知行動療法系の介入を報告していたけれど、たった1回90分の相談を臨床経験が少ない人が考察しても、深みは出せないよなあ・・・
そして、言語化が少なく体験を否認する人が多い今回の被災地域での心理支援に、体験を言語化してもらい構造化するという介入方法は全く一般的ではないと思った。

ただ、英語がふつうに語られている会場にいるのは、日本が世界につながっていて、これまでの島国の在りようが変わったような想いがして、心地よかった。

そして、12日は下りの大渋滞を眺めながら、申し訳ないことに、上り路線は120Kmほどで流れて帰宅。

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その深夜に長女家族が到着。
子どもたちに釣りとキャンプ体験を希望していたので(=ぼくの得意分野を配慮した親孝行的な趣旨もあると感じている)、
丸一日と一泊を、マス釣りと川遊び、カレー作りやスイカ、花火、テント泊などで過ごした。
小学校高学年になったのも、ようやく指示に従えるようになった3才児も、こどもたちはめずらしい体験になったようで大喜び。
数日前の天気予報は外れて、帰宅の朝だけが雨だったのはラッキーだった。

戻って大量の洗濯モノを室内干しにするしかなく、ACを乾燥スイッチでつけると、なんと爽やかなことか!
30℃超という気温が問題なのではなく、湿気が不快に感じさせる要因なのだと改めて感じた。

1か月半前に種を撒いて育ててきたベランダのキウリがようやく収穫を迎えた。
うれしい!





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