心理学オヤジの、アサでもヒルでもヨルダン日誌 (ヒマラヤ日誌、改め)

開発途上国で生きる人々や被災した人々に真に役立つ支援と愉快なエコライフに渾身投入と息抜きとを繰り返す独立開業心理士のメモ

能登半島地震とひとり旅

2007-03-28 12:26:44 | 
今回の能登半島地震の報道には、海外からですが、けっこうアップトゥデイトに接しています。

亡くなった方のパートナーの悲哀、
長く住んできた自宅が崩壊しての喪失感、
繰り返す余震の恐怖、ストレス、疲労、絶望、
避難所での不慣れな生活、
たいへんな事態だったことがよく伝わってきます・・・

かつて直面した阪神淡路震災での精神保健課題群が想起されます・・・

じつは、この地域はぼくのはじめてのひとり旅の場所なんです。

高校1年の夏休みが終りを迎える頃、持っていた少しのキャンプ道具を背負って、能登半島へ入りました。
門前・穴水・輪島・ヘクラ島・・・
人々の表情や見えてくる生活がとても新鮮で、異文化への旅といってもいいくらいの中身でした・・・
そして、わきあがる不安と、それに負けないように鼓舞する自分。
その後、今も続く、自分の内側を見つめながらの、ぼくのひとりバックパックの旅の始まりでした・・・

被害を受けた方々の立ち直りを祈念します・・・!