写真はコロンブス上陸以降、オバンドー提督が500年前に造った街並みで、ソーナ・コロニアル=植民地域と呼ばれている首都にある観光地域です。先週、知人の元同僚の女性OT(作業療法士)が結婚前の最後の旅に日本からやって来るということで、ここにあるヨーロッパ調のホテルも予約してから空港へ迎えに行きました。
ところが待っても待っても到着ロビーに出てこず、ついには空港の灯りが消える時間になってしまいました。「初めての海外一人旅・外国語は話さない」ということから、どこかで騙されてしまったか・・・乗り継ぎに失敗したのか・・・泣きながら迎えを待っているのではないか・・・

などと心配を抱えながら、航空会社窓口は既に閉じており空港事務所職員は相手にしてくれず、途方にくれながら帰路に着きました。そして大使館領事部へ知り合い職員へ午前1時にTelし始めたそのとき、携帯Telが鳴りました。
「今プエルト・リコのホテル。明日朝行くから・・・」元気な声で、ホッとしました。すぐに怒りも湧き上がってくるのがわかりましたが・・・
成田ーダラスーサン・フアン(プエルト・リコ)ーサント・ドミンゴと来る行程の一つ手前で飛行機を降りてしまったのでした。「ずいぶん早く着くと思ったけど大勢降りたから(私も降りた)・・待っても迎えが来ないからタクシーで行こうと思った(実際は海の向こう)・・」空港出口で長く待っているのを不思議に思った善意の現地の人々にホテルの予約も明日のチケットの取り直しもやってもらったのでした。
こういうラッキーもあるんですね・・・
紙一重で大事件かもという訪問者でした・・・
・・・帰りのニューヨーク1泊も心配ですが・・・