平熱43度とInnocentSphere

昨日は、お芝居のはしごをしました。
昼は、平熱43度『帝国陸軍と不老不死伝説！』

こちらには、ジャンベル野上あつみと、村井みゆきさん、若狭ひろみさんがご出演。
あつみさんは、ショートヘアの場面があって、新鮮でした。
むらさんは、ダンスにアクション。うらやましい感じで、こなしてました。
わっさんは、それまでクールな感じだったのに、ラスト付近、ピンポイントで笑いを取るシーンがあって、敵わない感じ。美味いなー。

全体的には、アニメチックで、想像の世界が具現化してました。
観てないと解らないけど、パトラッシュが私の傍にいてくれたら、何でも話しちゃうし、機械だけど、最後何らかの形で別れがきたとき、愛情感じちゃうんだろうなって、思いました。


夜は、InnocentSphere『ミライキ』

こちらには、長尾歩さん、さかい蜜柑さんがご出演。蜜柑さんとはシアターKASSAIのこけら落とし公演でご一緒しまして、久しぶりにお会いしました。

歩さんは、かっこ良かった。現場でプロとして活躍する感じが出てました。
蜜柑さんは、「ひどい母親」をしっかり演じていました。あの母親、ほんとにいそうな感じでした。

全体的には、リアリティのある芝居。そこに頭の中の登場人物がちょっとファンタジック。（動きが凄く綺麗）
重いテーマで、苦悩する人間が描かれていましたが、笑いも入れてあって、がつんと来る作品でした。

私の所属するジャングルベル・シアターは、いつも人に聞かれると、「ファンタジック・コメディ」と答えるようにしています。なので、劇団員でたまに芝居の話になると、現実的で暗い話を、わざわざ舞台でやるのはどうか・・・。という話題になります。だったら、ドラマや映画でいいじゃないと。

それが・・・このInnocentSphere『ミライキ』リアリティがあるからこそいい！
重いテーマだからこそいい！舞台だからこそいい！
ドラマや映画になっても、いい作品になるとは思いますが、舞台で観られたことに喜びを感じます。

また、当日パンフにも記載がありましたが、きちんと調べてあります。だからこそのリアリティ。
だからこそ、人間の思いがストレートに伝わりました。ほんとに、この作品を観られて良かった。

さて、写真は何なんだとお思いでしょうが、初公開・・・我が家のお風呂。（笑）一日の花粉をこれで落とします。泡風呂