とりあえず、無事です。
昨日、田舎に向かっている途中、東武伊勢崎線内で、地震。
電車が舟のように揺れ続けました。
目的地は館林。足止めの場所は草加。
行くも戻るも距離が遠い。
まず、トイレに行って、喫茶店に入り、お腹を満たしコーヒーで落ち着く。
状況がわからないので、駅に戻る。
駅員さんから、目的地方面のバスはないと言われ、途方に暮れる。
バス停を見に行ったり、うろうろしてみる。携帯は通じない。
みんなが電話ボックスに並んでいる。
空いた頃を見計らって、田舎に電話。
向かうとすると、タクシーしかないが・・・金額が恐ろしいと話す。
とりあえず、開いていたデパートにトイレに行く。この時点で夕方6時。
ベンチに腰掛けて、タクシーの列に並ぶ前に少し足を休める。もはや駅は、シャッターが閉まった。
タクシー乗り場へ行く。様子を見ると、タクシーが・・・来ない。
こんなに並んでるのに、最後尾についた人は、今日中にタクシーに乗れるのだろうか・・・。
一台来たので、最前列に並んでる方に料金だけ知りたいのでと断って、とりあえず運転手さんに、館林まで行くとしたらいくら掛かるか尋ねる。
返事は・・・2万強。・・・お礼を言って見送り、タクシーの列を眺める。考える。・・・一人で払うより・・・。
さて、・・・列の始まりから「館林方面に行く方いらっしゃいませんか!」と声をかける。
女性が主に数名、答えてくれた。「せんげん台まで行くわよ。」
まだまだ遠いが、そこが一番進める。最後尾まで聞いて回るより、この方に付いて少し進もうと、「便乗させてください!」とお願いする。
女性3名+私。聞くと、それぞれ知り合いではないらしい。助け合ってタクシーに便乗グループ。
前に並んでいる方たちも便乗して目的地まで行くらしい。
それなのに、その前に並んでいる男性2人は、それぞれ一人で一台タクシーに乗っていった。
うしろから「おひとり!おひとりだわ!」と声が漏れる。貴重なタクシーを一人で乗っていったという、ささやかな抗議の声。
並ぶ事30分くらいで、私たちのタクシーが来た。
・・・渋滞。車に乗れれば、それで進めると思ったのは、ちょっと違った。
運転手さんと会話。女性のパワーで、情報交換コミュニケーション。
そのおかげか、運転手さんが心配してくださり、私を館林まで届けてあげるよと提案。
金額の大きさに迷ったが、またタクシー待ちの列に並んでたら、帰れないかも知れない。
頼れそうな知人に泊めて貰うことも考え、ビジネスホテルやネットカフェを探す事も考え・・・。
しかしこのまま、一度掴まえたタクシーに乗っていた方が、安全。と決断。
今まで知りもしなかった女性達と、「気をつけて帰ってね。」と声を掛け合い別れる。
彼女達は三時半ごろから、・・・私がコーヒーを飲んでいた時間から、タクシーの列に並んでいたのだ。
・・・本当に有難うございました。
さて、運転手さんとも馴染んで、いざ館林へ。・・・の前にコンビニに寄り、トイレと電話。
優しい運転手さんとお話をしながら、走るタクシー。
利根川を過ぎ、羽生の辺りで停電。信号機も停電。コンビにも真っ暗。夜とは、こんなにも暗いものなのだ。まだ車のライトがあるので、ほんとはもっと暗い。・・・星がよく見える。この夜のオリオンを私は忘れないだろう。
さて、20年前に住んでいたところなもので、いつもは電車移動なので、道がわかるところを見逃さないように注意しながら・・・明かりがついた!
明かりがついたエリアに入った途端に、入院した事のある病院が!「わかりました!この先を左です!」
実家に到着。時間は夜の11時半、総合金額はニ万九千五百十円。便乗して少し浮いたけど。
草加の駅に一人うろうろしてた時は、ほんとに、どうしたらいいか解らなかった。
危険も勿論あるけれど、タクシー待ちの列で、声を出した時、私は正しい選択をして、温かい人に出会ったのだということを悟った。
本日電車が午前中復旧しなかったから、高崎の叔父の四十九日法要には行けず。
今はまた、せわしなく移動して、自宅におります。
昨日、田舎に向かっている途中、東武伊勢崎線内で、地震。
電車が舟のように揺れ続けました。
目的地は館林。足止めの場所は草加。
行くも戻るも距離が遠い。
まず、トイレに行って、喫茶店に入り、お腹を満たしコーヒーで落ち着く。
状況がわからないので、駅に戻る。
駅員さんから、目的地方面のバスはないと言われ、途方に暮れる。
バス停を見に行ったり、うろうろしてみる。携帯は通じない。
みんなが電話ボックスに並んでいる。
空いた頃を見計らって、田舎に電話。
向かうとすると、タクシーしかないが・・・金額が恐ろしいと話す。
とりあえず、開いていたデパートにトイレに行く。この時点で夕方6時。
ベンチに腰掛けて、タクシーの列に並ぶ前に少し足を休める。もはや駅は、シャッターが閉まった。
タクシー乗り場へ行く。様子を見ると、タクシーが・・・来ない。
こんなに並んでるのに、最後尾についた人は、今日中にタクシーに乗れるのだろうか・・・。
一台来たので、最前列に並んでる方に料金だけ知りたいのでと断って、とりあえず運転手さんに、館林まで行くとしたらいくら掛かるか尋ねる。
返事は・・・2万強。・・・お礼を言って見送り、タクシーの列を眺める。考える。・・・一人で払うより・・・。
さて、・・・列の始まりから「館林方面に行く方いらっしゃいませんか!」と声をかける。
女性が主に数名、答えてくれた。「せんげん台まで行くわよ。」
まだまだ遠いが、そこが一番進める。最後尾まで聞いて回るより、この方に付いて少し進もうと、「便乗させてください!」とお願いする。
女性3名+私。聞くと、それぞれ知り合いではないらしい。助け合ってタクシーに便乗グループ。
前に並んでいる方たちも便乗して目的地まで行くらしい。
それなのに、その前に並んでいる男性2人は、それぞれ一人で一台タクシーに乗っていった。
うしろから「おひとり!おひとりだわ!」と声が漏れる。貴重なタクシーを一人で乗っていったという、ささやかな抗議の声。
並ぶ事30分くらいで、私たちのタクシーが来た。
・・・渋滞。車に乗れれば、それで進めると思ったのは、ちょっと違った。
運転手さんと会話。女性のパワーで、情報交換コミュニケーション。
そのおかげか、運転手さんが心配してくださり、私を館林まで届けてあげるよと提案。
金額の大きさに迷ったが、またタクシー待ちの列に並んでたら、帰れないかも知れない。
頼れそうな知人に泊めて貰うことも考え、ビジネスホテルやネットカフェを探す事も考え・・・。
しかしこのまま、一度掴まえたタクシーに乗っていた方が、安全。と決断。
今まで知りもしなかった女性達と、「気をつけて帰ってね。」と声を掛け合い別れる。
彼女達は三時半ごろから、・・・私がコーヒーを飲んでいた時間から、タクシーの列に並んでいたのだ。
・・・本当に有難うございました。
さて、運転手さんとも馴染んで、いざ館林へ。・・・の前にコンビニに寄り、トイレと電話。
優しい運転手さんとお話をしながら、走るタクシー。
利根川を過ぎ、羽生の辺りで停電。信号機も停電。コンビにも真っ暗。夜とは、こんなにも暗いものなのだ。まだ車のライトがあるので、ほんとはもっと暗い。・・・星がよく見える。この夜のオリオンを私は忘れないだろう。
さて、20年前に住んでいたところなもので、いつもは電車移動なので、道がわかるところを見逃さないように注意しながら・・・明かりがついた!
明かりがついたエリアに入った途端に、入院した事のある病院が!「わかりました!この先を左です!」
実家に到着。時間は夜の11時半、総合金額はニ万九千五百十円。便乗して少し浮いたけど。
草加の駅に一人うろうろしてた時は、ほんとに、どうしたらいいか解らなかった。
危険も勿論あるけれど、タクシー待ちの列で、声を出した時、私は正しい選択をして、温かい人に出会ったのだということを悟った。
本日電車が午前中復旧しなかったから、高崎の叔父の四十九日法要には行けず。
今はまた、せわしなく移動して、自宅におります。