松宮かんな の ちょっとだけよ

基本 役者
飼い猫の「ぷう」と「ビビ」を溺愛中

シアターコクーン

2009-09-18 00:51:43 | インポート
大学時代、オンシアター自由劇場の「もっと泣いてよフラッパー」を観て以来、憧れのシアターコクーンに3日連続で通いました。
蜷川幸雄さん演出で阿部寛さん出演の「THE COAST OF UTOPIA」を、関係者で大学時代の先輩の計らいで観劇してきました。何故、3日なのか。それは、九時間の芝居を三部にわけて上演されているからです。

9時間・・・観ているだけでもパワーが要る芝居。出てるほうはさぞかし・・・。芝居はやはり体力勝負。
しかしながら、この3日間大変満足させていただきました。
まず、舞台のつくりが驚きまして・・・あぁ、シアターコクーンの舞台に立つと、こういう景色が見えるのね・・・と半分実感できるのです。あたしゃ、帰り際、こんな景色を役者として見れる日がきたら、どんなにかと思い、何度も振り返っちゃった。

そして、阿部寛さん、素敵ですね~。阿部さんの居る空間に、出来るだけ長く一緒にいたい、と思わせる方ですね。
そして、勝村政信さん扮する「ミハイル・バクーニン」、魅力的でした。歳の取り方がまた面白い。欧米の男の人って、あんな感じに老ける人いるっ!いるっ!・・・素晴らしかった!笑えました。
そして、別所哲也さん、「ハムの人」のイメージから、素敵な役者さんのイメージに。かっこいい。
憧れの毬谷友子さんも、麻美れいさんも、銀粉蝶さんも・・・素敵でした。池内博之さんのベリンスキーも良かった。もう、書ききれません。

演出も美しかった。調和がすごくいい。
一番こころを打ったのは、ゲルツェンが息子のサーシャに言った台詞「向こう岸に~」
今から見る人のために全部は書きませんが、グッときました。座右の銘にしたいくらい。
人生が描かれてもいますから、そういう面でもいろいろと勉強になりました。

写真は、記事の内容に関係のない、「サラマンドラの虹」の楽屋にて、ジャガーの美容師さん。

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