命のカウントダウン(健康余命3605日)

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新規感染者数は減少、でも、死者数は増加

2023-01-17 22:36:06 | 新型コロナウィルス
これまでにも言っていた様に、死者数は未だ高レベル
でも、新規感染者数は減少に転じています

これは、予想されたことです。
新規陽性者の実数は高レベルだけれど何とか減少傾向にあるけれど、死者は新規陽性者の推移から10日から2週間程度遅れて推移するので、今しばらくは高レベルを維持するであろうという予想そのままですよね。

何度も言っておりますが・・・自衛してください
危ないのは、重症化因子(慢性閉塞性肺疾患、糖尿病、脂質異常症、高血圧症、慢性腎臓病、 悪性腫瘍、肥満、痩せすぎ、喫煙、免疫抑制) をお持ちの方 そして高齢者です。因子を重複して持っておられる方(例えば高齢で高血圧かつ糖尿病、脂質代謝異常をお持ちの方など)は、より危ないことは容易に理解していただけると思います。

メタボリック症候群の方は、肥満、高血圧、脂質代謝異常、糖尿病の因子を少なくとも複数持っておられるはずです。本当に危険です。

皆さん、感染されても、オミクロンだから軽症で済むだろうと軽く考えられている方が殆どです。でも、メタボリック症候群の方や、高齢者の方は、油断禁物です。感染5日目から7日目あたりで突然呼吸不全症状が出現したり、その後ででも心筋炎症状が出てきたり、数か月してから認知症症状が出る事もある様です。全く油断できないですよ。

重症化因子のある方、高齢者(65歳以上)の方は、少なくてもワクチンを3回は接種してください。感染したかもしれないと思ったら、早期に診断してもらって、重症化しそうであればパキロビッドパックを処方してもらってください。出来るだけの対処をした方が、後で後悔しないで済むと思います。

今後、第8波は収縮に向かうでしょうが、その後もXBB1.5などによる次の波は来るでしょうし、その後も数か月ごとに波は続くと考えるべきなのでしょう。
今後も、上手く立ち回っていくしかないと私は思っています。
結局のところ、出来るだけ上手く、新型コロナに罹患しないように立ち回っていくしか無いのです。罹患したら「いつか来るべきものが来てしまった」と、諦めて落ち着いて対処するしかないと思っています。

インフルエンザや普通の風邪と同じように、生涯では何度も罹患する疾患なのかもしれませんし、特別扱いしても仕方がない疾患なのだと感じています。掛からない方が良いとは今でも思っていますが、掛かってもしようがないとも思っております。それくらいありふれた病気になって来ています。

重症化因子をお持ちの方、特に高齢の方は、ワクチン接種を3回以上したうえで、抗コロナ薬を処方してくれる医療機関を探してくださいね。命にかかわります!!命は保てても、惚ける原因になるかもしれません!!自衛してください!!!






フルロナが2件出ました。

2023-01-16 23:29:26 | 新型コロナウィルス
本日、奈良県中部の無床診療所である坂根医院の発熱外来では、24人の新型コロナ陽性者が出ました。インフルエンザ(全てA型)は7人。そのうち2人がフルロナ(インフルエンザと新型コロナの両方の罹患者)でした。
午前中の抗原定性検査陽性の検査キットを集めてみました。

抗原検査で陰性であった場合でも、新型コロナ感染が強く疑われる場合には、坂根医院ではPCR相当の検査を追加します。


坂根医院では、15分で結果が分かるアボット社のID-NOWというPCRに準じた検査機器1台と、

1時間かかるけれどより精度の高いミズホメディ社のスマートジーンという機械も2台導入しております。

抗原検査で陰性でも、怪しいなと思った場合はいずれかの機械を使用してPCR(相当の)検査をします。混んでいたとしても、その日のうちに必ず結果を出します。

本日2名おられたフルロナ(インフルエンザ+新型コロナ)の患者さんは14歳と5歳で、二人ともコロナのワクチンは未接種でしたが、いずれも症状は重くありませんでした。14歳児にはイナビル吸入を処方し、5歳児にはタミフルドライシロップを処方しました。そのほかにはアセトアミノフェンを解熱剤として処方しました。

新型コロナ患者、暫く一桁だったのに、今日は24人、そう簡単に減りませんねぇ。インフルエンザは確実に増えています。今のところ全員A型で、急激な発熱を伴っており、比較的分かりやすいです。

新型コロナ感染の方のうち、重症化因子をお持ちの2名の方にパキロビッドパックを処方しました。
一方、重症化因子を持っておられても、ワクチンを4回接種されていて症状も軽い方にはアセトアミノフェンのみを処方しただけでした。

重症化が強く予想される方に対しても解熱剤しか処方しない発熱外来が多く存在しています。信じ難い思いです。何を考えているのだろうと、思います。

重症化因子をお持ちの方は、自衛してください。死にたくなければ、3回はワクチン接種しましょう。ワクチンは罹患を防ぐことは出来ません。ワクチンを打っても掛かる事は大いにあり得ます。抗ウィルス薬(出来たらラゲブリオではなくパキロビッドパック)を処方してくれる医療機関を探しておいてください。
ベクルリーの点滴を在宅でしてくれるなんて所があったら5重丸です!!(大きな声で言いたくないですが・・・坂根医院はしますし、実績もあります
。)

インフルエンザは増えていますが、20代以下の若い方が多く、重症化する気配は殆ど無いです。やはり、怖いのは新型コロナだと感じています。USAから、新型コロナ罹患後、認知症になるリスクが2倍程度上昇するという怖い報告も出た様です。ほんと気味の悪い病気ですね。

新型コロナが重症化しそうな患者さんに対して、重症化、入院を阻止できるとても有効な薬があるのに、手続きが面倒だからと出してくれない医療機関が多いことを知って下さい。

貴方が重症化因子を持っていて、新型コロナに罹患してしまったら、そして、診断してくれた医療機関で希望しても抗ウィルス薬を処方してもらえなかったら、何とか院外処方で良いから出してくれと強く訴えてみてください。それで道が開けるかもしれません。皆で道を切り開いてまいりましょう!!自分で自分を守って下さい。








死者は過去最多となりましたが・・・・

2023-01-15 17:24:38 | 新型コロナウィルス
新型コロナの死者が、昨日2023年1月14日503人と過去最多を記録しました。マスコミでは今後も増加していくように報道していますが、私は、新型コロナの新規勘者数は今後減少していくと予想しています。

それは、局地的な情報ではありますが、奈良県中部の坂根医院の新型コロナの新規陽性者数が1月初旬に比べて明確に減少してきているからです。

死者数は、新規陽性者数から10日前後は遅れて推移しますので、その程度遅れて減少に転ずると考えています。

一方でインフルエンザ感染症は増加して来ています。
沖縄、宮崎、佐賀と、何故か南から北上して来ています。今後、学校での集団感染が予想されます。急激な増加が予想されます。

とはいっても、以前も言ったように、インフルエンザは殆ど命にかかわりません。インフルエンザ感染で亡くなる方も勿論おられますが、そのほとんどは相当に弱った方で、普通の風邪をひいてもどうなるか分からない様な方が殆どです。一方で、新型コロナで亡くなる方は、高齢者が殆どだとは言うものの、予想外の悪化を来して亡くなる方がおられます。新型コロナ感染症は「読めない」部分が大きいのです。それだけに気味が悪いです。数は少ないとはいえ、若年で悪化され、中には亡くなってしまわれる方もおられるようで、「なめたらあかん」病気だと私は理解しております。

ですから、皆さま、自衛してください。重症化因子(高齢、肥満、痩せすぎ、糖尿病 、高血圧、慢性呼吸不全、担癌、免疫不全、脂質異常症、慢性腎臓病、 喫煙)(厚生労働省の言うと事の重症化因子と、微妙なずれがございます)などをお持ちのかたは十分に注意してくださいね。

具体的には、

1,体調管理(禁煙、持病の管理)

2,感染する可能性を減らす配慮

3,可能ならワクチン接種

4,かかったかもしれない時に備えて受診医療機関を想定しておくことが重要!!(曜日別に設定が必要!!)これが一番重要かもしれません!!

5,若いから、周囲の方が罹患しても大丈夫やったからと、なめてはいけません。後遺症が残ることもあります。貴方は大丈夫だったとしても、周囲の高齢者にうつしたら、彼ら彼女らの生命に関わる可能性も否定できません。
高齢者には相当に危ない病です。


まとめます。新型コロナ感染症 死者は過去最多となっていますが、新規感染者は今後減少に転じると思われます。一方でインフルエンザ感染症は今後増加します。どちらも舐めたらあかんとは思いますが、怖いのはやはり新型コロナです。高齢や持病などで悪化因子をお持ちの方は、ワクチン接種、感染予防などで自衛してください。そして、感染してしまった時のために、抗ウィルス薬を処方してくれる医療機関を前もって検索しておいてください。調べる事が困難であれば、県などの自治体に聞けば分かると思います。

知識を豊富にすることが最大の自衛だと思っています。

mRNAワクチンが危ないと接種しておられない貴方!!
おっしゃるようにmRNAワクチン、絶対に安全なワクチンではありません
でもね、貴方が重症化因子をお持ちであれば、65歳以上であれば・・・
接種された方が死なない  と、私は思っています。
マァ、色々な考え方があって、色眼鏡で見れば色々な見方は出来るでしょうが・・・・
自分自身が生き延びるため、情報を集めてください。
その上で、ワクチン接種もせず、罹患しても薬も求めないと言われるのであれば、それはそれで、日本の保健行政の健全化に貢献される素晴らしい考えだなと思います。

インフルエンザもやって来た!(どこまで行くのかな?)

2023-01-13 22:59:51 | 新型コロナウィルス
 2023年第1週の定点当たり報告数は4.73(患者報告数23,139)となり、前週の定点当たり報告数2.05(患者報告数9,768)よりも増加した。都道府県別では沖縄県(17.77)、宮崎県(12.37)、佐賀県(10.08)、福岡県(9.62)、大阪府(8.26)、愛媛県(7.39)、長崎県(7.11)、鹿児島県(6.58)、北海道(5.49)、熊本県(5.46)の順となっている。

 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約18.2万人でした。

インフルエンザは、これからも感染者増えると思われます。ここ、3年ほど、殆ど流行しなかったので、抗体を持っている方少ないですしね。
新型コロナ対策で、マスクを皆さん着用しているので、インフルエンザの流行が抑制されているのだと思います。それが無ければ、インフルエンザは4年前以前と同じように流行レベルマップをあっという間に真っ赤にしていたのではと、思われます。
2018年 第05週 (1月29日~2月4日)の流行レベルマップです。
 2018年第5週の定点当たり報告数は 54.33(患者報告数268,811)となり、前週の定点当たり報告数52.35よりも増加した。

 定点医療機関からの報告をもとに、定点以外を含む全国の医療機関をこの1週間に受診した患者数を推計すると約282万人 
なかなか強烈な数ですね。でも、それでも、死者数は現在のコロナに比べるとずっと少ないものでした。やはり、新型コロナは風邪なんかではありません。上手く対処しないと重症化したり後遺症を残してしまったり、下手をすると命まで奪われかねません。

今後、インフルエンザは増加するでしょう。マスコミは騒ぐでしょうが、恐れる事はありません。やはり、新型コロナの方が怖いです。新型コロナのワクチン接種と感染予防に力を入れ、もし感染してしまったら、重症化因子があるのなら、内服薬服用等で重症化予防をきちんと致しましょう。それが医療崩壊を防ぐ道でもあると信じています。

新型コロナワクチン集団接種会場で問診&救急担当&居残り担当してきま。

2023-01-12 22:58:54 | 新型コロナウィルス
今日は木曜で休診。

医院に行って、病院からの逆紹介の返事を書いたり、介護保険の書類作成などの雑用をこなした後、4ヵ月ぶりくらいで散髪に行きました。20年ほど前から通い慣れた理髪店。安い早い上手いと私は思っています。洗髪なしで¥1,400です。所要時間は15分程度でしょうか。

理髪師のおっちゃんは、5年ほど前に脳梗塞を来したと思われ、軽度の片麻痺はあるのですが、散髪の腕はそんなに落ちていない感じがします。(速度は2割程度遅くなってますけどね!)アシスタントのお姉ちゃんもすっかりおばちゃんになってます。あと何年通えるのかなぁ?と、思うのですが、「何かが起こらない限り」私は通い続けると、思います。

他の客には世間話や病気の話を大きな声で交わすのですが、私には、髪の長さのオーダー以外、話しかけて来ません。そのあたり、結構神経細やかなおっちゃんなのですよ。気に入っております。

散髪を終え、すっきりしてからの午後、田原本中央体育館で、新型コロナのBA5対応ファイザーワクチンの集団接種に駆り出されました。いつもの様に問診担当+救急担当+居残り担当でした。

おひとり、アブナイ方がおられました。60代女性、原因不明ですがアナフィラキシーの既往あり、心臓病があり、不整脈も治療中。これまで3回コロナワクチンを打っているが、毎回軽度の気分不良あり。前回は打った後に動悸発作が出現した。一卵性双生児の姉は、前回の接種で不整脈と気分不良が出現し、今後は接種しないように言われたとの事でした。

それでも、接種して欲しいと来られたのです。・・・・私は一旦、注意深く接種しましょうとサインしてしまったのですが・・・接種担当の看護師が、「接種するの凄く怖いです。」と、差し戻してきました。

私も考え直して、接種しない方が賢明だという結論にしました。
患者さんは、接種の危険性を説明しても、接種して欲しそうでした。でも、打ちませんでした。

結論として、打たなくて大正解だと思っています。そこまでの危険を冒して打つだけの価値は無いと思います。この方へのワクチン接種は相当に危険で
看護師の英断に救われた私です。打っていたら、今頃全国ニュースで叩かれる羽目に陥っていたかもしれないです。危ない所でした!!