命のカウントダウン(健康余命3605日)

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新型コロナワクチン接種について

2023-01-12 09:29:05 | 新型コロナウィルス
昨日に引き続いて、新型コロナによる死亡者が増加している問題について、コロナワクチンとの関係も含めて考えてみました。(今日は休診日なので、朝からゆっくりPCに向かっております。)

新型コロナワクチン接種(回数)と、死亡率のデータ、厚生労働省は出していないようですが、神奈川県が出していました。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/224282
それによると、
死亡者は四百二十五人。このうち接種歴なしの死亡率は1・42%、一回は1・27%、二回は0・97%、三回は0・55%、四回は0・33%、五回は0・21%だった。 
とあって、確かに新型コロナワクチン接種で、死亡率を減らす事は出来るようですね。
ワクチン未接種の方に比べて、1回接種:89% 2回接種:68% 3回:39% 4回:23% 5回:15%に死亡率を減らすことが出来るのですね。
表現を変えると、死亡率は3回接種で半分以下、4回接種で4分の1以下、5回接種で約7分の1に減らせる!!!これは、素晴らしいデータじゃないですか。

厚生労働省は、何故、このようなデータを公表しないのでしょうね?何か不都合でもあるのかなと、勘繰りたくなってしまいます。

全世界的な観点でみても・・・
日本の新規感染者数は多いですが、死者数は多くは無くて、死亡率は低い部類に留まっています。
ですから、現在までの日本の新型コロナ対策、大きくは間違っていないのだろうと思っておきましょう。色々と文句はありますが・・・

という事で、高齢者や重症化リスク因子をお持ちの方(肥満、痩せ、糖尿病、高血圧、担癌患者、慢性閉塞性肺疾患、脂質異常症、慢性腎臓病、喫煙、免疫抑制)は、積極的にワクチン接種受けてください。
ご自身の為でもあり、医療崩壊を防ぐためにも。よろしくお願いします。

今、新型コロナに罹患されても、妊婦さんは別格扱いですが、そうでなければ呼吸不全を既に来していない限りほぼ入院させてもらえません。(少なくとも奈良県中部の私の知る限りでは)国家もそうですが、個人も自衛が大切です。ご自身は自分自身で守って下さい。しんどくなって救急車を呼んでも、入院出来る病院が見つからず、「ごめんなさい」と、救急隊が引き上げてしまう現場に何度も立ち会っています。

まずは重症化しないことです。

1,普段の健康管理をして下さい。

2,打てるなら、新型コロナワクチンを(追加)接種してください。(3回以上打った方が効果的!)

3,新型コロナに罹患してしまったら・・・重症化しそうな方は、重症化阻止率の高いパキロビッドパックなどの薬を処方してもらってください。(重症化しそうな方は、薬を処方してくれる医療機関をあらかじめ見つけておいてください)

以上の準備を整えて、ウィズコロナで生活して参りましょう。レストランにも遊びにも行きましょう!!
 


重症者は少ないのに、死者は最多を更新 何故??

2023-01-11 23:31:07 | 新型コロナウィルス
新型コロナウイルスに感染して亡くなった人の数は感染拡大の第8波で急増し、2022年12月以降の1か月余りで全国で1万人を超えました。
新型コロナに感染して亡くなった人は2023年1月10日までで6万411人で、累計死亡者数のおよそ6分の1の人が直近1か月余りの間に亡くなったことになります。

本日、2023年1月11日のコロナ国内死者は過去最多の520人。

厚生労働省によると、全国の重症者は前日より9人増えて665人となった。
重症者数は過去最多の1/3にも及びません。

どうして重症者は少ないのに死者は過去最多なのか、疑問ですよね??

死者のうち、60代以上の占める割合はこれまでの累計では95.29%でしたが、このおよそ1か月の間では97.24%となっています。
国立感染症研究所が2022年12月1日までに報告があった重症化したケースや亡くなったケース、あわせておよそ4000人について分析したところ、
▽重症化した人の平均年齢は68.0歳、半数は73歳以上で、
▽亡くなった人の平均年齢は83.1歳、半数は86歳以上と、
亡くなった人は重症化した人よりさらに高齢となっていました。
また、死因が報告されている1168人についてみると、
▽およそ60%にあたる696人は新型コロナが死因とされていましたが、
ほかに▽心不全が34人、▽がんが31人、▽肺炎が29人、▽老衰が29人、▽誤えん性肺炎が28人、▽腎不全が20人などとなっていました。

高齢者、特に超高齢者は、塀の上を歩かれている様な状態の方が多く、新型コロナ感染などの横風が吹くと、よろけてしまって塀の下に落ちてしまわれるのです。
以前のコロナ関連死は、肺炎を起こして呼吸不全になり、呼吸器やECMOに繋がれるなど「重症化」した挙句に亡くなる方が主流でしたが、最近では、コロナに感染することで血管障害が起き、心筋梗塞や脳梗塞が原因で亡くなるったり、全身状態が悪化して亡くなる方が増えている様です。さらに、かなり高齢の方が感染した場合、入院治療を希望されなかったり、入院されても本人や家族の希望で人工呼吸器やECMOなどを使った治療を希望されない方も増えてきているとの事です。入院し、人工呼吸器などに繋がらなければ重症者にはカウントされません。そのあたりが重症者は減っているのに死亡者が増えている原因なのかもしれないですね。

報告されている感染者数は未だ第7波を越えてはいません。しかし、自己検査をして自宅療養されている方の多くは保健所に報告されていませんし、無料PCRセンターで陽性と判定された方も報告されていない方が多くおられるようです。重症化率、死亡率が低いと言われるオミクロンなのに、死亡者数が過去最多なのは、隠れコロナ患者が多いから、これも大きな要因なのでしょうね。
重症者が少ないのは、ワクチンが重症化を防いでくれているのかもしれないとも思いますが・・・死者が多いのはどうなのでしょうかねぇ。死者のワクチン接種率、是非とも発表していただきたいものです。

新型コロナの死亡率は、年齢が高いと急増します。糖尿病、高血圧、がん、肥満、痩せ、喫煙などの重症化因子を持っている方は尚更です。そういった方は、感染予防能力は低いですが、重症化阻止能力はある程度有している新型コロナワクチンを接種しましょう。危なくない方も、2回は接種された方が良いと思っています。副反応が強くなければですが・・・死亡率は不明ですが、重症化を阻止してくれることは確かなようです。そして、重症化因子を持った方々、感染してしまったら、ラゲブリオ、パキロビッドパックの服用をご考慮下さい。処方してくれる医療機関が少ない様です。何時か感染してしまうと考えて、感染前からお近くで処方してくれる医療機関を探しておかれることをお勧めします。重症化が予想される超高齢者にも、カロナールくらいしか処方しない医療機関いっぱいある様です。重症化予防薬があると言うのに、面倒だからと処方しないのはいかがなものか??

皆さま、上手く立ち回って下さい。知識が貴方を救います!!



奈良のリアルワールドに引き戻されて来ました。その2

2023-01-10 04:04:24 | ワークライフバランス
患家に飛び込んでいきました。
顔色蒼白、明らかに尋常ではありません

〇〇さーん!!大声で呼ぶと、反応はありました。
声は出ないけれど、返事をしようとされているのは分かります。

パルスオキシメーターで酸素飽和度を計ろうと、紫っぽくなった(チアノーゼ)手先を測定端子で挟みましたが、測定不能でした。
血圧は、聴診できず。触診で50台前半でした。

ショックと診断、ボスミン(アドレナリン)を0.15ml筋注しました。しばらく経っても反応が悪いので、デカドロン6.6㎎とボスミン0.15㎎を再度筋注。配偶者さんに重症であることを説明、「入院頼みましょう」と、言いました。ご本人、配偶者さん ともに出来るだけ入院は避けたいと言われていた方ですが、今回はお二人とも了承されました。病状の悪化をお二人とも認めざるを得なかったのでしょうね。

入院させてもらうのに、酸素10L/min投与したままの状態で運ばないといけませんから、当然救急車の登場が必要です。救急車を呼びました。そしてそのあとすぐに〇〇病院に電話をしました。

〇〇病院を退院され、私が在宅で受け持つ時の条件に、「いつでも必ず入院させて下さいね。」と、言うお願いを第一番目に入れており、了承していただいておりました。ですから、連絡すれば必ず入院許可は出ると確信してはいたのですが、実際に電話をすると、色々と関門があります。夜間でしたから、最初に電話に出るのは守衛さん、そして救急外来の看護師、いずれも我々の約束を知らない人ですから、「ちょっとお待ちください。」と、上の部署の判断を仰がれるのですが、その待ち時間が長かったです。消化器内科の担当医名前を出して、何とか入院許可が出ました。

救急車、出払っているので、到着まで時間が掛かります。先にレスキューが到着しますと言われました。10分足らずで消防車にしか見えないレスキュー車なるものが到着。当然救急サイレン鳴らしての登場ですから、ご近所は騒然、ましてや、登場したのが救急車ではなく消防車にしか見えませんから、火事はどこだ!!と、相当驚かれたと思います。レスキュー隊員4人ほどの方と、これまでの経過、現況を伝え、搬送先、搬送方法を確認していたら程なく救急車が到着しました。先にレスキュー隊が到着しており、準備万端整っていたので、救急車は、非常にスムーズに患者さんを収容し、搬送先に向かい始めました。
ご近所は、複数の救急車両と多数の救急隊員の登場にヒートアップしている感じがしました。
私は患者さんにアドレナリンを注射しましたが、複数の救急車両と多数の救急隊員の登場は、ご近所さんにはアドレナリン注射だった様でした。

救急車が去っていくよりも早く、私は現場から徒歩で遠ざかっておりました。
結局、患家に居たのは30分程度でしたが、私にとってもアドレナリン注射をしているような30分でした。

そのあと、自宅に帰っても、寝付けなかったのは当然ですよね。
漸く寝付き始めた午前1時58分 正に丑三つ時の静寂が降り積もっていく中、携帯ボルケーノが噴火しました。
「天理警察です。こんな時間に済みません。検視、お願いできませんか?」
「すみません。今日は無理です。」
ふり絞る様に言ったら、私の状況が伝わったのでしょうか、本当に済まなさそうに
「済みませんでした」と謝っていただけました。
向こうも午前2時前に電話してくるなんて、余程困っておられたのでしょうが、私も、信州から6時間かけてワープしてきて、奈良に着いた途端、ショック患者の救急対応→救急搬送した後、目が冴えて眠れず、漸く何とか着の身着のまま寝入っていたのです。「勘弁してよ」と思う気持ちが言葉の端々に染み出たのでしょうねぇ!!

と言うわけで、そのあとは邪魔されずに眠って1月10日の朝を迎えたのでありました!!

奈良の現実世界に引き戻されて来ました。その1

2023-01-10 04:00:07 | ワークライフバランス
栂池高原スキー場で、あさイチの広大な特上バーン大滑降を愉しんだのは10数時間前の事。

只今、奈良県中部の我が家の自室にて、PCに向かって眠れぬ夜を過ごしております。

午後1時に愉しかった栂池でのスキーを何とか切り上げ、蕎麦を食べに白馬村に向かったのですが・・・連休最期を昼で切り上げて蕎麦を食べて帰宅しようなんて、皆が考える事なのでしょう。

名だたる蕎麦屋はどこもかしこも満席または売り切れで入ることも出来ませんでした。そこで、通りがかりのお店に入ったのですが、十分に満足できるお味でした。この辺り一帯皆そこそこの基準を満たしているのでしょうねぇ!
そこから、奈良県にワープ!!
途中、魔のオメガカーブに差し掛かったあたりで携帯電話が鳴りました。
掛かってきた相手は、今回のスキー旅行に関して、一番心配していた患者さんでした。もともと、食道癌末期の方で、昨年11月に自宅で最期の時を過ごしたい と言う希望をかなえるために在宅療養に移行された患者さんです。

呼吸をするため、空気が通る管(気管)と、食事をするため、食べ物が通る管(食道)の間の壁が癌のために崩れてしまってツーツーになってしまっている(気管食道瘻と言います)ので、常に肺炎の危険性があり、退院されたときから「何時急変してもおかしくない」状態でした。事実、退院されて10日ほどは、毎日1日2回の点滴が不可欠な状態でした。昨年12月に入り、両側の肺炎が収まると、不思議な安定状態が続いていたのです。

それが、この連休前に呼吸状態が悪化、やはり、肺炎の再発でした。CRP(炎症反):23と、重症でしたが、抗生物質の点滴で解熱されたので、ご本人ご家族の希望もあり、経口の抗菌剤に、切り替えて連休を乗り切る予定でした。

「今日の夕方から、急に痰が溢れる様に出続けています。呼吸もしんどそうです。」と言う電話でした。
「1時間以内には行けますから。何かまた変化があれば電話してください。」
と、言って、先を急ぎました。

その2に続く

今日は栂池スキー場をあさイチから滑って来ました!!

2023-01-09 22:28:33 | 遊び
快晴の栂池スキー場を満喫
今日は早起きして8時前に白馬乗鞍スキー場の椛をチェックアウト栂池高原スキー場に移動、あさイチの栂池、チャンピオンゲレンデに到着、ピステンで固めたばかりの綺麗なバーンを満喫しました。カラマツ、チャンピオン、シラカバ、ハンノキ、栂の森、丸山と、馬の背と鐘の鳴る丘以外のゲレンデを一通り以上滑りました。栂池を滑ったのは45年ぶりくらいだと思います。



半世紀ほど前に比べると、ゲレンデは広くなって、整地されていて、とても滑りやすかったです。

次回からは栂池をメインゲレンデにしようよと配偶者と決めたくらい気に入りました。昔ほど混んでいなかったしね!!

ただ、栂池の宿泊施設、あまり知らないのです。というか、あまりいい印象がありません。どなたか、栂池の「良い宿」教えていただけないでしょうか?