命のカウントダウン(健康余命3605日)

トレッキング、カメラ、陶芸、スキー、釣り、カヌー、遊びなら何でも大好き。仕事も好き、時間がない!

母の日の在宅看取り

2020-05-10 04:26:30 | 在宅医療

先ほど、3時過ぎに帰宅、もう、今夜はもう時間も残り少ないし、もう呼び出しは無いだろうと、ハイボールをクイクイやってます。

今夜中であろうなと思った呼吸不全の80代女性は、午前2時過ぎにご家族に見守られる中、ご自分のベッドで、静かに息を引き取られました。

良い最後だったと思います。

良いの基準は、自分がその立場だったらどうしてほしいが基準です。

私、それでよかったと感じています。

 

救急車で病院に移送しないで正解だと思いました。末期の呼吸不全、CO2貯留 病院に移送しても、挿管して人工呼吸器につなぐことしかできません。それを望んでおられたとはとても思えないです。

そうしていたら、私、後悔ていたと思います。私自身はそうしてほしくないですから

母の日早朝の在宅看取り、ご本人様の感想は聞けないけれど・・・・

良いお顔をされていたから・・・・

 

 

そうそう、

 

10年前なら必ず現れた「遠くの長男」に、最近遭遇しないです

昔は必ず  なかなか帰ってこな遠くの長男が、病態が悪くなってしばらくして、親戚中が在宅医療で行こうと腹を固めた頃に帰ってきて・・・・

「どうして、入院させていないのだ。こんなことをしていると死んでしまうじゃないか!!なんで、こんな田舎医者に家で診させているのだ?大病院のもっといい先生に診てもらえ!!親を死なせる気か。」

なんてのが、かなりの確率で出現しましたね。

家族のだれもが逆らえなくて・・・・しようがなく 在宅では安定していた癌末期の患者さんを「権威」の大先生に紹介・・・

何もしないわけには行かないですよね。無理無理な抗ガン剤療法を」開始して、本当に消し飛ぶように命の火が消える。そんなことが良くありました。

長男さんは、もっと早く紹介しなかったからこんなことになったんやと言われておりましたねぇ。

何が正しいかなんてわからないです。私は・・・・落ち着いておられて、苦痛を排除し、命の火をサポートするような治療を継続していたなら・・・・あと数か月は過ごせていただろう  と、私は思っていた その方の人生を消滅させられた

でも、その方が育てた息子さんですから・・・抗いようのない運命だったのかなと感じました。そう思うしかないですしねぇ

まぁ、今夜は集まっておられた親族皆が「これでよかった」と、満足しておられる様でした。ちょっと「3密」でしたけどね!!

徐々に日常生活を取り戻していきましょう

COVID-19感染には十分に気を付けて

基本は必ず守りましょう

私は・・・・死ぬギリギリまで、出来るだけ・・・日常生活を継続することが・・・

幸せな死につながるのではないかと感じております。

日常生活って・・・・・大切なものなのですよ!!!!!!!

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿