命のカウントダウン(健康余命3605日)

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大型連休明けの新型コロナ感染状況について

2022-05-10 22:13:25 | 新型コロナウィルス
2022年のGW終わっちゃいましたね。3年ぶりに行動制限がなかった大型連休、皆さん如何お過ごしになられたでしょうか。私たち夫婦は、富山県の立山、岐阜県ひるがの高原、奈良県内の曽爾高原と好き勝手に旅しましたが、皆さまもお出かけになられた方多かったと思います。皆さま、新型コロナには罹患されませんでしたでしょうか?連休が終わって2日目、そろそろ影響が出始めている様で、全国の感染者は、連休前に比べると少し増加している様です。
坂根医院でも、昨日3名、本日も3名の新規感染者を抗原定性検査、PCR検査で見つけ、HERSYS直接入力で即日報告しました。自宅で里帰りをしてきた娘や孫に感染させられた方4名、フェスティバルホールにチューリップのコンサートに行って感染してしまった方、連休中にもかかわらず、高齢者施設で仕事をしていて感染された方、全員、軽症または無症状病原体保有者でした。
日本全体で見ると・・・微妙ですが、少し、増加している様です。高止まりか少し上に向いたか程度であって、明らかに増加に転じたと言うほどではないです。油断は出来ませんが。
高止まりが続いていることを批判する方もおられますが、私はこれはプラスに評価しています。日本の第6波の後半、高止まり状態が続いているのは、日本人のマスク着用を始めとする感染防御体制が、素晴らしかったため、第6波のピークが、海外諸国に比べて格段に低く抑えられた。そのために、ピーク後の高止まり状態が続いているのだと私は考えています。
USAの様に1日の感染者が150万人などと言うレベル(日本だと50万人超)に達していれば、簡単にピークアウトするでしょうが、日本はその1/5にピークを抑え込んだのです。だから、その4/5の分が後でずるずると感染して高止まりになっているのだと私は理解しています。
大雑把に言えば、日々の感染者数のグラフを積分した面積は、結局のところ、どこの国でもどの地方でも似たようなものになるのではないかと思っているのです。
ですから、国民の衛生意識レベルの高い日本ではピークは低いが長期に高止まりする。逆のノーガード戦法のインドでは、ピークは高いが、(実際の患者数は、数値に出ている10倍くらいではないでしょうか?)短い期間でピークアウトする。USAもそれに近いと私は考えています。これまで強力に抑え込んで面積がゼロに近かった中国の将来は・・・・どうなのでしょうねぇ!!!怖いですねぇ!!!

私は、日本の中途半端に見える今のやり方が良いと思っています。恣意的にかどうかは別にして、医療崩壊しない程度に感染者数を抑えながら感染者数をコントロールし、経済活動も再開させていく。アクセルとブレーキを微妙に操作しながらウィズコロナで生きていくあり方を模索しているのだと思っています。日本は、国全体として、(政府も国民も)上手くやっていると私は感じています。

連休の影響で感染者が増えたのかどうかは、もうしばらく経過してみないと何とも言えませんが、少々増えたとしても、医療崩壊しないレベルであれば、その増加は受け入れるべきです。新規の感染者が増加しても、コロナワクチン既接種者は、超高齢者、高齢者で悪化因子を持った方以外、ほぼ重症化しません。(何にでも例外はあると思いますが)

新型コロナ感染者数が増える事が悪ではなくて、それによって苦しむ人が増えたり、亡くなる人が出ること。また、新型コロナ感染の影響で経済活動が鈍化することが悪なのです。逆に言えば、新型コロナに感染しても、軽症で済んで、隔離で制限される期間も短期で、後遺症もなく、ある程度自由に行動出来れば、新規感染者数が増えても問題なんて無いのです。

亡くなっているのは、相当な高齢者で、初期対応のまずかった方が多いと感じています。

まぁ、万全の対策を取ったとしても・・・・
ヒトはいつか必ず何らかの原因で死に至るのです。

新型コロナは、2年前、1年前とは全く違う病気になっています。
それは、ウィルス自体がオミクロン株になった事、有効な経口薬、点滴薬がいくつも出て来た事。そして有効なワクチンが普及してきたことなどの複合的な理由があっての変化なのですが・・・・・
もう一度言いますが、アルファ株、デルタ株のころと、現在の状況は全く違います。現在では、新型コロナでは80歳以下だったらそうそう簡単には死にません。 80歳以上の方で、まだまだ死にたくないと思われている少数派の方は、ワクチンを積極的に接種してください。今後、4回目、5回目と、機会あるごとに接種してください。4回目からは、ノババックスのワクチンが標準品になるのではないかと私は思っています。副反応が少なくて、効果は悪くない様ですから。
https://www.asahi.com/relife/article/14607281


それと、現在、BA1からBA2への置き代わりが進行し、ほぼ既に置き代わって来ている様です。今後、BA3、BA4、BA5も出現しているようですが、次に問題になるのは、まだ日本には入って来ていないBA4になるのかもしれません。でもまぁ、大して大きな問題になりそうにはないです。XEと呼ばれる変異種も大したことにはならないでしょう。と言うのは、遺伝子の組み替えれレベルがそんなには大きくはない即ち、そんなに大きな次の波にはならないという事です。遺伝子レベルで大きな違いのある「元気な」ウィルスが出現してきたときが、次の大波が来る時でしょう。いつ来るのか来ないのか、分かりませんが、備えだけはしておかないといけません。まずは頭の中で対応する事です。

ロシアへの対応も、先ずは頭の中で対応しましょう。そして何が出来るか考えましょう。日本は、上手く対応していると私は思っています。敵はカニ攻撃やイクラ・鮭攻撃、小麦粉攻撃、天然ガス・石油攻勢を仕掛けてきますが、経済戦争です。こっちも血を流さないわけには行きません。端的に言えば、敵は豊富な資源を材料に脅しをかけてくるわけです。我が日本国は・・・残念ながら資源は・・・ありません。ですから、いずれかの国に頼らざるを得ないのです。高価にはなってしまいますが、自由主義の国々からでも、何とか調達することは出来るのです。肉を切らせて骨を断つ気概無くしては人間としての尊厳を無くしてしまいます!!そんなことになったら、生き続けていく意味がなくなってしまします。 で す か ら 私は徹底的にやるべきだと最初から訴え続けております!!
こちらも血を流さないで、相手を苦しめることなど出来ないのです。相手は人殺しを平気で日常的に行う国です。それに対抗する気概を持ちましょう。