ここからが問題なのだけれど「しかし、日本の感染者数や死亡者数が少ない理由は、本当に「日本の新型コロナウイルスの対策が素晴らしかったから」なのだろうか。私は、むしろ逆だったのではないかと考えている。」
そして、国際比較において先進主要7か国(G7)の中では日本は桁違いに優秀な成績なのだけれども、アジア太平洋経済協力会議(APEC)と比べると、成績はフィリピンに次いで低い、下から2番目だと言われる。6月1日時点では確かにそうだ。
ここから、アジア諸国が何故G7各国に比べて桁違いに成績が良いのかを、諸説上げて、これかもしれないあれかもしれないと言われているのだが、経済評論家であっても、この分野には精通しておられないので、説得力が無いと、私は感じた
「アジア人特有の遺伝子上の特性があるという説、日本株のBCGワクチンが接種されていたからだという説、欧米でまん延した欧米型コロナウイルスに対する免疫力をもたらす毒性の弱いコロナウイルスに集団感染していた説などだ。まだ、どの説が正しいのか結論は得られていないが、欧米とアジアの間に新型コロナウイルスに対する防御力に関して、とてつもなく大きな差があったことは明らかだろう。」
上記は、とても重要なポイントで、今後の世界の新型コロナ対策での最大の論点になると思われます。森永さんはここがいい加減です。まず、欧米とアジアの間に新型コロナウイルスに対する防御力に関して、とてつもなく大きな差があったことは明らかだろう。と、結論付けておられますが・・・・人口当たりの死亡率にとても大きな差異を認めたことは確かですが、そこから「欧米とアジアの間に新型コロナウイルスに対する防御力に関して、とてつもなく大きな差があった」と結論付けるのは、暴論です。では何故なんだとおっしゃられるでしょうが・・・・分からない、分っていないのです。
アジア人と欧米人において人種間での感染性に大きな格差が無いことは、USA各地において認められています。人種間格差よりも年齢、収入による感染の多寡の方が明らかになっています。 日本株のBCGワクチン接種の有無による感染防御力の差も、日本政府厚生労働省の指導下における壮大な「プリンセス・ダイアモンド号における集団強制感染事例」においては差が無かったことが知られています。(人種間格差も認めなかった)
そして、最近明らかになってきた、日本各地で行われた大規模な日本人に対する抗体検査で、日本人の新型コロナ抗体保有率が1%以下であることが明らかになっている。これは、「毒性の低い新型コロナウィルスにあらかじめかかっていたから」と言う説を科学的に完全に否定するものです
そして、森永さんは、アジアでの日本の成績は劣等生と言われていますが、そんなことはありません。6月1日は、あくまでも途中経過です。インドネシアの人口当たりの死亡率は日本を上回りました。インドネシア、フィリピン、シンガポールの感染者数のグラフを見れば、ヨーロッパ諸国のグラフの形と比べたならば、今後どうなるか・・・アジアは何故か患者数が少ないのだなどと言っていられなくなる日が来るかもしれません
私は、アジア各国の感染者数、死亡者数が少ないのは、生活習慣、強制的なプライバシー侵害、人権侵害をもいとわない野蛮な政府の介入、排他的な農民意識、などが大きく関連指定rのではないかと類推しておりますが・・・今のところ分からないと言うのが正直なところです。
森永さんは経済学者なのに、東京封鎖を行わなかったのはおかしい、今後、一番有用な感染防護対策は東京封鎖だと言われる
この方、日本を経済的にダメにしても良いと思っておられるのだろうか?
ミニカー集めや魅力的な笑顔などに、これまで交換を抱いていただけに、少し不思議に思ってしまいます
外部から批判することは簡単だけれど、論理性を確保し、きちんとした対案を考えたうえでないと・・・・
昭和時代の「何でも反対社会党」とおんなじで、やがては消滅してしまいますよ