命のカウントダウン(健康余命3605日)

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剣が峰登頂

2019-09-09 12:01:31 | 夫婦でトレッキング
乗鞍最高峰の剣が峰に登りました。
登山ウルトラビギナーの私にとって、日本百名山の登頂は、滋賀県の伊吹山(標高1377m)に次いで、2峰目です。どちらも、車で山頂近くまで行くことが出来て、簡単に登頂できる山です。
乗鞍の最高峰:剣が峰(3026m)までは、畳平(2702m)から登り1時間半、下り1時間程度でした。途中の道は火山弾や火山岩が積み重なった道で、スニーカーでは危ないと思ったのですが、そんな軽装の人も何人か登っておられました。
きちんと装備していた私たちは、問題なく山頂へ。気分よく記念撮影しました。


少し下がったところにあるヘリの荷下ろし場でジェットボイルでお湯を沸かして、インスタントコーヒーを飲みました。山で飲むコーヒーは、インスタントでも美味しいです。
畳平まで下りて飲んだビールが最高!!だったことは、言うまでもないでしょう。


そのあと、周囲を散策して
のんびりしてから帰路につきました。


大黒岳登山とご来光

2019-09-09 07:32:54 | 夫婦でトレッキング
さあ、4時前にバスターミナルに行くと、既に多くの人がリュックを持って並んでいます。
私たちも畳平往復の搭乗券を購入して列に並びました。
畳平へのバスの情報はこちらです。
https://norikuradake.jp/goraikou/

私たちは2台目のバスでしたが、出発時間はほぼ同じでした。曲がりくねった林道を対向車なく40分ほど上がって畳平のやや手前、大黒岳登山口で下車しました。ご来光目的のバスなので、大半の方が下車されました。日の出までに残された時間は40分ほどでした。皆さん慣れた様子で大黒岳山頂方面へ。
私たち、ヘッドライトを忘れてしまったことに気付きましたが、周囲のたくさんの方達の光と、天文薄明のにじみ出てくる光のおかげで、何とか登っていくことが出来ました。大黒岳は、15分程で登ってしまえる標高2772Mの山です。(登り始めの地点が2700M近い)
山頂手前の人ごみの切れていたところに陣取りました。といっても、リュックを下ろして携帯を手にしただけですが。

徐々に空が明るくなって来ました。快晴、眼下には壮大な雲海
風は強いですが、雲海のあたりには風は届いていないようです。

地球は24時間で自転しているわけですから、毎日1回必ず夜明け:日の出はやって来るわけです。赤道上であれば、毎朝6時に夜明けがやって来ますが、南北にずれるとずれた分だけ誤差が出てくる。
一年で365,24回、夜明けはやって来るのですが、例外があります。南極と北極です。この両極では厳密には日の出は年一回ですし、日没も年一回です。春分の日、秋分の日周辺の日です。周辺と言ったのは、大気による屈折があるので、例えば北極で、秋分の日を過ぎても、しばらくの間太陽が見えるらしいです。北極では秋分の日を過ぎてしばらくして、年に一度の日没の後は、半年間は夜が続きます。醜聞がばれた芸能人が、バレて半年ほどは謹慎の日を送るのに似ている?すみません、くだらないジョークでした。

考えてみると、これまでに私は何回日の出を見たのでしょうねぇ?
中学3年でタカハシの65㎜屈折赤道儀を手に入れた私は、一年近く晴れていれば毎日のように夜更かしして星空を見ていました。

しかし、流星群のピークの日ですら、天文薄明を感じるとすぐに寝てしまう根性なしでした。それでも、睡眠時間は不足でしたので、学校の午後の授業はほぼ睡眠時間でした。
そんな時ですら、夜明けなんてほとんど見た覚えありません。水星が見えるような日に、夜明け近くまで粘った記憶はありますが、夜明けを見たいという気持ちがないので、夜明けに遭遇することはなかった。

大過去に天文少年であった65歳
今回壮大な雲海の上に出現したまばゆい光束は
自分が大自然の一部なのだと改めて感じさせてくれました。
にぶってはいますが、自然に対する感受性、未だ少しは持ち合わせているのだと、少しく嬉しくなりました。

ご来光、良いものですね!