写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

2019春の車旅・18日目(札所巡り36番~37番・高知県3日目)

2019年04月16日 | 車旅紀行
昨日は頑張りすぎたので、今日は少々のんびりと巡る事にした。
朝食後、前回アオリイカを釣り上げた思い出の漁港に立ち寄った。
防波堤を除くとイカ墨の跡が5~6ヶ所くらい有った。
一昨日は本格的な雨で、それ以前の墨跡なら消えるか薄くなっているはずである。
ハッキリと残っているのは昨日の釣果に違いない。
期待して竿を出し、1時間ほど竿を振り続けても全く当たりは無し。


早々に納竿し36番札所・青龍寺(しょうりゅうじ)に向かった。
今日も石段が迎えてくれた。
山門までの石段である。


その山門の向こうに見えるのは、本堂への石段である。
不思議な事に、その段数が多いほど自然に気が引き締まってくる。


ようやくたどり着いた本堂にお参りして、合掌!!


次に訪れた37番札所・岩本寺(いわもとじ)の入り口の両側にはお店があり、今までとは違った雰囲気だった。


本堂にお参りしたが、その本堂の天井が凄かった。


天井には沢山の絵が描かれていた。


本堂は昭和53年に再建されたもので、この時公募で全国から集まった575枚の絵画が天井に収まっている。


全てが上手な絵とは言えないが、見ていて飽きない。


マリリンモンローの絵が有ると友人から教わっていたので探した。
その絵は入り口近くの上に有った。


上半身のマリリンモンローが描かれていた。
マリリンモンローと言えば、地下鉄の通風孔から吹き上げた風によってめくれたスカートを思い描いていたが・・・!?
「君は一体何を期待しているのだ」とお大師様に叱られた・・・気がした。


しかしながら、中々面白い企画だと感心した。

今日は最初にアオリイカ釣りに挑戦、コインランドリで洗濯するなど、のんびりしていたので札所巡りは2ヶ所でおしまい。

















2019春の車旅・17日目(札所巡り28番~35番・高知県2日目)

2019年04月15日 | 車旅紀行
高知県2日目の朝は、昨日の雨が嘘みたいに快晴。


四国遍路も中盤に入り、今日は28番札所~35番札所までの8か所を巡った。
28番札所・大日寺(だいにちじ)の山門。
古びた山門に新緑が似合う。


大きな本堂は、その昔の栄華を感じさせる。


29番札所・国分寺(こくぶんじ)の参道は木陰の下で遍路を静かに迎える。


納経所の手入れの行き届いた日本庭園には、和傘を差された沢山のボタンが咲き乱れ、見応えが有った。


30番札所・善楽寺(ぜんらくじ)の本堂は、昭和58年に再建で新しく、屋根は檜皮葺の様だった?


住職手書きの「同行二人」の遍路がユーモアたっぷりに描かれたポケットティッシュを戴いた。
このティッシュ1個で、このお寺は記憶に残る。
一つのアイデアである。


31番札所・竹林寺(ちくりんじ)の山門は歴史を感じさせる。


本堂への石段は広く、木漏れ日を浴びながらの参拝は気持ちが良い!!


新緑の木立の先の五重塔も絵になる。


32番札所・禅師峰寺(ぜんじぶじ)の山門からの見える石段


33番札所・雪渓寺(せっけいじ)の本堂


34番札所・種間寺(たねまじ)の大師堂


35番札所・清瀧寺(きよたきじ)本堂を望む

33番札所でアメリカ人と韓国人の女性から次の札所まで車に同乗させて欲しいとの申し入れが有った。
若い女性からの申し入れに断る理由は無い。
片言の日本語だったが意思は通じ合えた。
この様な出会いも、また楽しい!!
35番札所で別れる前に記念撮影。


先日のアオリイカ丼に続いて、今日の昼食は鰹のたたきが入った限定品の「やみつき丼」を食べた。
見た目よりたたきが多く、アジも良く満腹となった。


その後は山間の洒落た温泉に入り、ねぐらに向かった。
















2019春の車旅・16日目(札所巡り、今日から高知県)

2019年04月14日 | 車旅紀行
四国88ヶ所巡りも今日から高知県で、24番~27番を巡った。。
小雨が降るも傘を出すことも無く、順調にスタート。
最初の24番札所・最御崎寺(ほつみさきじ)への参道は、いきなり石段で歓迎された。
この石段は宿坊への石段で、私達はその脇の坂道を登った。


山門を潜り木立の先の本堂にお参りする。


仏さまに知恵を戴く意味で灯明台にローソクを立て、徳を戴く意味が有るお線香をあげてから合掌拝礼を行う。


ここには石で叩くと鐘の音が響く鐘石が有った。
叩いてみると小さな鐘を叩いた時のような高い金属音がする。
何とも不思議な石だ!


隣接している室戸岬の灯台は2度目の訪問になるが、歩いて2~3分なので足を運んだ。
地球が丸いのが分かる・・・!?


次に訪れた25番札所・津照寺(しんしょうじ)も山門まで急な石段が迎えてくれた。


立派な山門に比較して、本堂は今まで回って来たお寺の中で一番質素で、「これで本堂?」と思うくらいだった。


本堂の中も質素な造りで、他のお寺とはあまりにも違うので驚いた。


次の26番札所・金剛頂寺(こんごうちょうじ)も石段で迎えてくれた。


静かな中に凛とした佇まいを見せてくれた本堂。


接待所が設けられていて、休んでいくように声を掛けられた。


そこでは蒸したサツマイモと手作りの漬物のお接待を戴いた。
更に自分たち用に握られた混ぜご飯のおにぎりも頂いた。
鶏肉、ゴボウ、ニンジン、椎茸などが入った五目ご飯だが、これが大変美味しかった。


そして帰り際には蒸したサツマイモをお土産に頂いた。
地元の方々との楽しい会話と共に、心のこもったお接待を有難く頂戴しました。


次に向かった27番札所・神峯寺(こうのみねじ)では本格的な雨模様になった。
その雨の中、狭く曲がりくねった坂道を対向車が来ないことを祈りながら走った。
縮尺50mのカーナビの画面で、この様になっています。


ここでも急な石段が迎えてくれた。


登った先の本堂は雨で霞んでいた。


階段を上がりここで合掌拝礼


雨はますます強くなり、今日の巡礼はここまでにして、今夜のP泊場所に向かった。
その途中、不思議な光景を目にした。
道路が立ち上がっている。
以前にみた事が有ると、直ぐに思い出した。
久し振りだったのと面白い景色だったので再度立ち寄った。


船を通す為、決まった時間帯はこの様に橋を持ち上げているのだ。
橋の袂に青い信号が点灯しているが、これは舟が通過してよい合図になっている。


この後は今夜のねぐらに向かった。































2019春の車旅・15日目(札所巡り11番~9番・徳島県23ヶ所参拝終了)

2019年04月13日 | 車旅紀行
今日は11番、10番、9番と回った。
先ずは11番の藤井寺の山門を潜り、本堂へ向かった。


本堂の天井には迫力満点の龍が描かれていた。
お寺によって違いが有り、それを観て回るのも楽しい。


大師堂では親子連れで参拝し、小さな子供も「南無大師遍照金剛」と両親と一緒に唱えていた。
参拝が終わり親子が手を繋いで歩く姿が微笑ましかった。


10番の切幡寺の山門を潜ると234段の石段が本堂まで続く。
家内もゆっくりだったが、問題なく昇り下り出来た。


9番の法輪寺の山門の先に本堂が見える


参拝が終わると納経所で墨書と御朱印を戴く


中々の達筆で良く解らないが有難く頂いて、退出する。


法輪寺ではお茶とお饅頭のお接待を受けた。
それ以外にお菓子と剥いた八朔も勧められた。


椅子とテーブルまで準備され、座ってゆっくり休む事が出来るようになっていた。
写真を撮って良いか確認すると良いですよと、皆さん呼び集めて戴いた。
家内と一緒に記念撮影。


今日の3ヶ所で、徳島県の23ケ所全ての参拝が終了。
明日は高知県に入る予定である。




















2019春の車旅・14日目(札所巡り17番~12番)

2019年04月12日 | 車旅紀行
今日は17番札所~12番札所まで逆打ちでお参りした。
各札所の佇まいはそれぞれ違い、特徴がある。
17番札所の井戸寺の山門は大きく迫力が有った。


名前の由来になった井戸が残っていて、のぞき込んで井戸の水面に映りこんだ自分の姿が見えると無病息災、見えないと3年以内の厄災に注意すべしと言われている。
家内とのぞき込み、二人して姿が見えたと喜んだ!!


観音寺の山門


観音寺の本堂で遍路衣装に身を固め、お祈りする人達は韓国人だった。
遍路衣装を整えた外国人が多いのにびっくり!!


国分寺の山門


常楽寺の本堂前の境内は平たんではなく岩が凸凹していた。


常楽寺の本堂でお参りする団体、
結構なお年の集団でしたが、頑張ってお参りする姿に私達も負けていられないと思った。


大日寺の山門前で


ここで初めてのお接待を受けた。
籠に八朔が山盛りされていて、「八朔のお接待です。どうぞ!」と書かれていた。
お接待の気持ちも一緒に八朔を頂戴しました。


焼山寺には240本もの石灯篭が奉納されていた。
これだけ並ぶと壮観である。


更に色々な石像も奉納されていた。
これは鬼子母神像


涅槃像








これ以外にも沢山の石像が境内のいたる所に置かれており、それを巡るだけでもご利益が貰えるような気持になる。

更に石灯篭には遊び心があり、思わず微笑ましく感じた。
石灯篭の側に小さなお猿さんが


少し離れたところにはインコが


その先にはカタツムリが


これらは小さいため見落としそうだが、それを探しながら歩くのも楽しい。

この地区には沢山の枝垂れ桜が見られたが、盛りは過ぎていた。
かなり山奥まで登って来た焼山寺の駐車場には桜が残っていた。


遍路道はこの様に狭い道もあるが、無事走り抜ける事が出来た。


ゆっくりと走る事を心がけ、これからも安全運転で走ります。















.風景写真

四季の風景写真