「竹ヒゴ作り・その1」は1月6日に投稿したつもりでしたが、公開ではなく非公開のままで投稿されていない事に今日気付いた。(😢)
2月3日に投稿した「竹ヒゴ作り・その2」と前後しますが、以下に「竹ヒゴ作り・その1」を改めて投稿します。
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昨年の12月からスタートした竹細工であるが、その前に材料の竹ヒゴ作りのイロハを教わったが、そのままになっていた。
竹細工の良し悪しの8割は竹ヒゴ作りで決まると教わったが、その通りだと実感する事になった。
竹伐りで貰った青竹で練習する事にした。
竹は簡単に割る事は出来るが、均等に割るのは簡単ではなかった。
その工程を以下に記述するが、竹細工を始めたばかりのビギナーの体験談なので間違いが多々あると思いますがご了解を願います。
準備したのは青竹とヒゴの幅を決めるノギスと竹割鉈、ゴムハンマー。
ノギスには特殊鋼をはめ込んだケガキを取り付けている。
竹に5.5mm幅で目印の傷を付けるが、目立つ様にマジックインクで黒く縁取りをする。
この様にノギスで5.5mm幅に傷を付けて行く。
終わると竹割鉈で半分に、更に半分にする。
2の倍数で割って行くと最後が綺麗に仕上がる。
この段階で内側の節を鉈で削り落とす。
そして4個ずつ半分に割る。
それをまた半分に割る。
そして更に半分に割って、竹割はここ迄となる。
簡単な作業の様に見えるが、これが中々左右均等に割れない。
片方が細くなれば反対側が太くなる。
これを調整しながら割るコツがある。
太い方を曲げながら割ると次第に細くなると教わったが、思い通りにはいかない。
次は皮側と身側に分けて薄くし幅を決めて行くことになる。
以降のステップは次の機会に載せます。
「太い方を曲げる」というのは面白いです。曲げれば刃が繊維を乗り越えるのでしょうか。
竹を割る時、最初は鉈やナイフで切れ目を入れますが、後は開いて裂いて行くだけです。
刃で太さを変える訳ではありません。
太い方を曲げると縦に並行している繊維が剥がれ細くなっていきます。その剥がれたところは細い方にくっ付いて割れて行くため、太くなっていきます。
言葉でいうと簡単ですが、ちょっとした力加減で太さが変わるので、難しいです。
鉈の入れ方で太さが変わるのも何と無く理解してましたが改めて納得
やはり奥が深いですね。
手袋嵌めていないと傷だらけになりますね。
ヒゴ作りが上手に出来るようになるのはかなり先になりそうです。
練習用に貰って来た青竹も、残り少なくなっています。
以前竹伐りした竹の油抜きを来月上旬に行う予定ですが、その時に傷物は撥ねるようですので、それを練習用に貰う事にしました。
Facebookで竹細工グループの投稿を見ていると、奥が深いのが良く分かります。