今日の天気予報では終日雨模様。
この様な日は溜まっている洗濯物を洗う日である。
P泊でお世話になった乳頭温泉郷を後にして、コインランドリーが隣接している道の駅までひとっ走り。
妻は旅先で一度使ったコインランドリーを覚えていて、洗濯したい時に一番近い場所を直ぐに思い出す。
ここもその一つである。
洗濯が終るとリニューアルされた「道の駅・美郷」に向かった。
ここは「道の駅・雁の里せんなん」だったが、新しく生まれ変わり名前まで変わっていた。
建物から全てが新しくなって、お店もそれなりに賑わっていた。
道の駅の梯子はここまでにして、温泉に入る事にした。
雨で紅葉は見られないかも知れないが、栗駒山麓の「須川高原温泉」に向かった。
高度が上がると道の両脇が紅葉している。
雨でなければもっと綺麗なはずだが残念!!
須川温泉に到着したが、小雨で煙り周りの紅葉を見る事は出来なかった。
天気が良ければ紅葉真っ盛りの栗駒山に登りたかったが・・・残念!!
山の紅葉が見られる露天風呂は雨が直接当たるので入るのは諦め内風呂に入る事にした。
その露天から見える岩山とその周りの紅葉は霞んでよく見えない状態だった。
雨模様の平日は客が少なくて、浴室は閑散としていた。
先客が二人、浴槽の縁に寝転がっていた。
そこには慌ただしい日常を忘れさせてくれる空間が有った。
(ここは酸ヶ湯と違って撮影禁止の掲示が無かったので、客の了解を得て撮影)
塀が有って山の景色が見えない外湯は、誰も居なくて貸し切り状態だった。
硫黄の匂いがする白濁したお湯に浸かると、何もかも忘れて至福のひと時となる。
入り口に架かる暖簾はごく普通だがこれが良い!!
秘湯温泉を守る会のパンフレットが掲示されていたが、ここは秘湯と呼ばれるほどひなびた温泉ではない。
しかし、ここの温泉は好きだ!
この近くを通る時は何時も入っている。
次に来た時も入るだろう。
その時は晴れて山の景色が見える露天風呂に入りたい。
ゆっくりと温泉で癒された後、今夜の塒に向けて移動した。