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写楽湯遊

キャンピングカーで名所旧跡を訪ね、温泉に浸り、たまに山歩き、写真撮影、釣りなどを楽しんでいる夫婦です。

竹細工・竹伐り

2022年12月03日 | 木工・竹細工

友人から紹介され、竹細工教室に通い始めて一年!!

昨年の今頃、最初の行事が竹を伐り出す事だった。

ヒゴの材料になる竹を伐り出す事から教わった。

1年経った今日は二度目の竹伐りだった。

自宅から40km程離れた竹林まで出掛けた。

集まったのは他の教室のメンバーも合流して25人。

3年目の竹を選んで切り倒す。

竹を伐る人、所定の長さに刻む人、それを運ぶ人、皆で分担して作業を行う。

竹は根元に近い所は節の間隔が短く、上に行くほど節の間隔は長い。

下の方の間隔が短い所は切り落とし使わない。

目安は二節で60cmで、それ以上の所から上を使う。

笹が茂る先端の方も使わないので切りおとす。

今日の作業で6節毎の青竹を140本ほど作った。

節は鉄棒を通し穴を開け、来年の2月まで納屋に立て掛け乾燥させる。

そして、立ち枯れた竹や込み合っている余分な竹の伐採等、竹林の整備も併せて行った。

取り敢えず今回の作業はここまで!!

お昼の弁当を皆で戴き解散。

 

 

 

 

 

 


公民館のつどいの準備

2022年11月18日 | 木工・竹細工

明日・明後日と2日間、「公民館のつどい」が開催される。

私が習っている竹細工サークルも毎年出展しており、今日はその準備に行ってきた。

この公民館では色々なサークルが活動しており、それぞれが準備に追われていた。

私は初めてで展示するような作品が無くて困っていたが、何でも良いから出した方が良いと促されて出す事にした。

40を超える作品が集まりテーブルの上に並べると、それなりに見応えが有る。

皆さんの作品を見ていると、私も何時かはこの様な作品を作りたいと意欲がわく。

手前の作品3点(バッグと花瓶)は指導を仰いでいる方の作品です。

花瓶は日本伝統工芸展で入賞した作品で、ひと際目立っています。

同じ物は一つとして有りません。

竹細工の素晴らしさと多様性を感じて貰えると、嬉しいですね!


竹細工・再スタート(ヒゴ作り)

2022年11月11日 | 木工・竹細工

車旅で休んでいた竹細工教室へ復帰するにあたり、先生から竹ヒゴの準備を指示された。

柾割で厚さ2.5mm、幅0.5mm、長さ90cmのヒゴを54本持参するよう言われた。

柾割は初めての経験である。

手書きのマニュアルを参考にヒゴ作りスタート。

先ずは一節を挟んで90cm以上の長さがある竹を選ぶ事から始まる。

選んだ竹を必要な長さに切って斧で半分に割る。

更に半分の1/4、更に半分の1/8と細かく割って、5~6mm幅にまで割っていく。

次は器具を使って厚さ2.5mmになるよう実の部分を削る。

次はそれを柾割で半分に、更に半分と鉈で割って1mm前後の幅にする。

最後に0.5mmの幅になるよう器具を使って削りだす。

机の上に左から3段階の幅(5~6mm、1mm、0.5mm)のヒゴが並んでいる。

この器具を使って0.5mmの幅まで削る。

これが実際に削っている様子です。

ノギスで時々測りながら0.5mmに仕上げる。

それだけでは終わらない。

2.5mm×0.5mmと細くても四角のヒゴには角がある。

90度にクロスさせたナイフの上にヒゴを滑らせて角を削る。

これでヒゴが完成!!

このヒゴで小さな盛り籠を作ると言われているが、さてどの様な作品になるかは分からない。

ヒゴ作りだけで一日半も費やし、自分の未熟さを痛感した。

作品になるまで更に多くの時間を使う事になるだろう。


竹細工・妻の誤算

2022年08月28日 | 木工・竹細工

蕎麦打ちか竹細工を習いたいと妻に話した時、蕎麦打ちは粉が散らかるから嫌だなぁ!?なんて言っていました。

結果的には竹細工を習う事になったのですが・・・!!

竹細工に使う竹ヒゴは青竹の切り出しから竹の油抜き・乾燥・ヒゴ作りまで、全て手作りしている。

そのヒゴ作りでは削り屑が出る。

特に幅を揃える時に出る屑は多くて周りに散らかる。

作業机の上には収まり切れず床にまで散らかってしまう。

ヒゴを必要な厚さに削る時も屑は出る。

少しずつ何度も削るが、その都度カールした切り屑が出る。

これも作業机だけでなく床に散らかってしまう。

妻はこんなに散らかるとは思っていなかったようだ。

そして、蕎麦打ちの方が良かったとそっと聞こえるようにつぶやいた!!

シッカリ聞こえたが聞こえないふりをした!!

 


竹細工(姫水盤)

2022年07月31日 | 木工・竹細工

竹細工教室に入って最初の作品は六つ目籠だった。

しかし、その後は車旅に出掛けて2ヶ月間ほど休んでいた為、作品作りは進んでいなかったが何点かは作り上げた。

作ったと言っても初心者用の簡単な物ばかりである。

少し前になるが作り上げたのは「姫水盤」だった。

先ずは必要なヒゴを作り上げた。

ヒゴ  幅6mm、厚さ1mm(二枚剥ぎ)

    節ありの長さ80cm以上を12本

輪 : 幅  6.6 mm

    厚み 1 mm

    直径 14cmになる長さ(44cm)

ヒゴを二枚に剥ぐ作業は初めてである。

真中の節から左右にそれぞれ5cmほどは剥がないで、残りを二枚に剥いでいく。

最初は切り出しナイフで端に切込みを入れる。

後は指を挟み、それを均等に裂いて行く。

これが中々均等に裂けなくて苦労した。

何本も失敗しながら何とかコツを掴み、必要な12本を作り上げた。

作り方はマニュアルが有り、それに従って組み上げた。

描かれた手順に従って組み上げていく。

最初は六つ目編みからスタート。

続いて二重六つ目を一段だけ編む。

次に矢印の輪を編み込むと、篭の底の部分が出来上がる。

更に編み込んでいくと籠らしくなってくる。

下側に突き出ているヒゴは編み込むと高台になる。

上に伸びているヒゴを編み込むと上の縁が出来上がる。

更に残りを編み込むと出来上がりである。

最後の編み込みは教室の先輩に教わりながら仕上げた。

裏側はこの様になっており、高台が有り座りが良い。

真上から見るとこの様になっている。

中に小さな水盤を入れ花を活けてテーブルに飾るのも良い!!

ヒゴ作りは大変だったが、この作品は時間も掛からず思っていたより簡単だった。

でも初めての二枚剥ぎヒゴ作りが良い勉強になった。

 

 

 

 


.風景写真

四季の風景写真