茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

手作りホイロ

2010年02月22日 | Weblog
今日明日と「霧島茶セミナー」です。
霧島茶は浅蒸しです。
ささっとお茶の出る深蒸し茶になれた東京のお客様に
じっくり向かい会う浅蒸しのお茶が楽しんでいただけるか
ドキドキしていました。
でも、「おーいし~~~」というお言葉をいただき
ひと安心です。
明日も頑張ります。

『龍馬伝』では
霧島のお茶が登場するそうです。
大浦慶も登場して
かなりお茶がクローズアップされるとか、
楽しみですね。

同じ「大鹿児島展」会場に
今年も知覧の春一番さんが出展されていました。
山口さんが手揉み茶をつくっているほいろは
山口さんのご考案による手作りほいろ。
デパートでは火が使えませんから
電気式。
上に敷いてあるのは
和紙ではなくて「破けない障子紙」。
高さも腰の痛くならないマイサイズ。
自分で必要な物は自分で作る。
最近こういった達人に出会うことが多く
とても啓発されます。

山口さんの「おくゆたか」を
私はうんと濃く淹れていただくのが大好きです。
体の中になにか芽吹いてくるような
とってもインパクトのあるお茶になります。

ひとことに鹿児島茶といっても
霧島茶のように玉露を思わせる深い甘みもありですし
もちろん品種の違いもありますが
お茶って本当に同じ物なんて一つもない
いつもいつも急須と向かい合う時の
一期一会だとあらためて感じました。
とにかく、
やぶきたがこんなにとろりと甘いのかという驚きを
霧島茶であじわってみてください。

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