茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

みどりの日

2009年05月04日 | Weblog
横浜市には285000m2の谷戸があります
東京ドームの6倍というとやはりわかりやすい?

夕べ最終の飛行機で大分の山から戻り
今朝は8時には大都会の中の里山にいました
どちらも蛙が鳴き
草の匂いがいっぱいでしたが
大分では広大な畑に人の影はなく
大きな耕運機が土を起こしていたのに対し
都会の里山には
朝から人がいっぱいでした

ボランティアで運営されているこの公園
私も子供が小さい時は田んぼのグループに入っていて
田植えや稲刈りや肝試しや炭焼きなど自然との共生の智恵を
手取り足取り教えていただいた場所です
今日はその山に立って
この私が子供たちにお茶の摘み方とかを説明していたのです
なんだか少しは成長しているのかなあ

今日は、親子で茶摘みをし
釜炒りでお茶に仕上げるというイベントです
小谷戸の里のボランティアの皆さんは
少しでもいろいろなことを子供たちに体験させてあげようと
本当に熱心です
「あ・・・そんな小さな子にまで釜炒りさせて・・・
 あ・・・もうお茶焦げまくってるし・・・」
美味しくお茶を仕上げたい私はやきもき
だって、最後のところで「げーお茶にが~い」と言われてしまったら
元も子もない気がして

でも、その時思い出したのです
田植えや脱穀やもちつきや
何一つ上手にできない私たち親子に
当時の指導員の方がすべてを体験させてくださったこと
「ちゃんとできなくても
 田植えをやったという記憶が大事なんです
 いつか思い出す日が来る」
あの日の言葉はとても心に残るものでした

お茶を摘んだ、お茶を作った、楽しかった
そんな記憶が多くの子の心に残るといい
美味しいお茶の味は・・・
そうだ!別に企画すればいい!

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