茶の葉の声に耳を澄まして    Tea-literacy

数千年にわたる茶と人とのかかわりに思いを馳せ、今、目の前にある茶の声に耳を傾ける
お茶にできること、お茶の可能性とは

ルネ・ラリック

2009年07月02日 | Weblog
箱根にあるラリック美術館に行ってきました
イベントの打ち合わせです
ルネ・ラリックという人は
フランスの宝飾細工師でしたが
コティの香水瓶を手がけるようになってから
ガラス工芸に転身
アールヌーヴォー、アールデコ時代にわたって
ガラス工芸の芸術家として揺るぎない地位を確立
「洋上の宮殿」とうたわれた豪華客船ノルマンディー号や
オリエント急行のサロンカーに
彼の芸術空間が反映されているのだそうです

その美術館のテラスで
「すすり茶」の講座をさせていただくことになりました
ラリックとすすり茶
フランスと足柄
ん~~~
イメージを膨らませるのにいろいろ悩んでいると
ラリックと輪島塗のコラボという展示コーナーがありました
洋と和の融合
素敵でした

そんな世界を
お茶で立ち上げようというわけです
もしかして
ラリックのガラスの茶器を使わせていただけたりして~♪
なんていうのははかない夢
あくまでも
足柄焼きの茶器で参りますのでありました

ラリック(1860~1945)の活躍した時代
パリで開催された万博に
日本茶屋が出展しています(1890年)
日本のお茶(緑茶)は大変評価がよく
人気を集めていました
でも
ラリック30歳の頃ですから
まだ宝飾の世界にいて
ガラスで茶器を作ってみたい!とかは
思わなかったのですね
ラリックの茶器はないのです
ん~残念

ラリック美術館でのすすり茶の講座へのご参加お申し込みはこちらです
7月17日(金)です

画像はハンバーガーではありません~
足柄茶を使ったマカロン
着色料なしの自然なお茶の色のマカロン他
もう一品お茶のスイーツを召し上がっていただけます