またまた今日も、雷雨!
展望台のような休憩室も、ときどき
まばゆい稲光を浴びている。
「う~ん、レーダでみたら真っ赤かなのに、
意外にどうってことないね~」
そういうと、
"陽気なおじさんキャラ"の☆☆さんは(すみません!)
コツコツ足音を立てながら、
そそくさと展望室から出ていってしまった。
たしかに、今日の雷雨は
レーダーエコーでみた印象よりは、
柔和ですんだみたいである。
めずらしい空が見えると、
自分の業務と直結してなくても
そわそわしてしまうのは、
この業界の人の宿痾ともいえよう(笑)
このごろ、やたら雷雨が多い。
というのも、
12、1月が激寒、2、3月が暖かかったので
ここ4、5月は再び、
寒気が流れこみやすいコンディションになってきたのだろう。
日差しが強烈な5月は、
晴れれば地上気温が一気に上がる(昨日のように)。
1993年5月13日のような、
都内で37℃を超えた例さえある!
そこへ
上空に寒気が入ると、
地上・上空の気温バランスが崩れ、
にわか雨や雷雨が頻発する。
大気の安定・不安定の話→
http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/hail12.htm
http://www5e.biglobe.ne.jp/~tooriame/hail13.htm
尚、雷が多いと豊作ともいわれる。
雷と稲が結びついて、米になるので、
"稲妻"と呼ばれるそうである。
今年も豊作だといいですね。
稲妻って、そういうことで言われてたなんて知らなかった!!勉強になっちゃった。
今年も豊作になれ~!
昔は、"稲夫"のような言葉もあったそうです。
雷が光るたびに、稲が粛々と成長する様子、
なんとなく想像できるかも。。。
『大気の安定・不安定の話』面白かったです。
だるまさんが転んだ時と似ているんですね。
気象についてはとっつきにくいところがあるので、
このように身近な事例と結びつけて説明して頂けると
納得できます。
それにしても、金兵衛さんの描いた達磨さんかわいいです。
天気予報でも、「大気が不安定になっています」と
よく言うのですが、意外に内容が知られていない現象の
ひとつだと思います。
夏になると、「だるまさんが転んだ」状態が続きます。
地上は猛暑なのに、上空には寒気が溜まりやすいのが
日本の夏――おかげで、毎日のように山岳で雷雨が
あるので、日本は砂漠のようにならなかったのでしょう。
うまくできているものです……
>それにしても、金兵衛さんの描いた達磨さんかわいいです。
ありがとうございます!
マウスで絵を描くのは意外に愉しくて、
ついつい嵌ってしまいます(笑)
音は駄目なんですけどまばゆい光は結構好きです。
「稲妻」は目からウロコでした。(さすが金兵衛先生)
小学生の頃、お習字で好きなお手本でしたね。
かっこいいところをおさえている字です(笑)
「大気が不安定」の意味が初めてしっかりわかりました! 日常よく聞く言葉なのに、聞き流していたんですねー。意味がわかるともっと天気予報が楽しく聞けそうです♪
今度子供たちに教えてやろうっと♪
>風のじゅんちゃん
雷、ビジュアル的にはきれいですよね。
(もちろん、安全なところから見るようにしてです)
近くに落ちたときの金属的な爆音は強烈すぎますが。。。
気象用語には、何気にかっこいい言葉が多いと思います。
青嵐、梅雨、五月雨、秋リン(←漢字が出んっ!)
>ぽよぽよさん
いえいえ。自分も、いつも読み逃げしていますから(笑)
「大気が不安定」――感覚的にうったえる言葉で、聞いた瞬間何か激しいことが起こりそうな印象を与えます。それで多様されるようになったのかもしれません。
「台風が前線を刺激して」などと同じように。