心理学的に名前をつけたい現象

昔ティッシュ配りのバイトをしていたとき、
余ったティッシュを段ボール単位でもらった。

私なら「これで数十年ティッシュに困らないぜ」
と思うところなのだが、
いつのまにかティッシュの山は姿を消していた。

ある人いわく
「嗚呼、もう鼻が出ないよ。
ティッシュがたくさんあったからどんどん使ったよ」
と言っているのを聞いて、
まるでクリスチャンがイスラム原理主義者を見たときに
感じるだろう違和感を覚えたものである。

同様に、コンビニなどでもらった割りばしが
山のように溜まり、私であれば
「もう一生箸に困らないぜ。箸に困ったら私に言って」
みたいに思うのだが、
半ば無理矢理、あればあるだけ
箸を使おうとする輩がいることに気づいた。

まるで物を貯めることを悪だと思っているようで、
ミニマリストの亜種とも言えるだろうか。

私と「あればあるだけ使う魔」、
どちらが多数派なのかわからないが、
どちらかを心理学的にネーミングしたいところだ。