SENTIMENTAL JAZZ DIARY

感傷的ジャズ日記 ~私のアルバムコレクションから~

Charie Haden & Pat Metheny 「Missouri Sky」

2007年02月13日 | Guiter

ミズーリとはどんなところなんだろう。
アメリカのほぼ中央部にあることは知っているが、行ったことがないので正直わからない。
ただ広い荒野に夕陽が染まる風景がジャケットにあるだけだ。その夕陽はやがて沈んで満点の星空になる。このアルバムで感じる「ミズーリ・スカイ」は、私にとってそんな夜空のイメージだ。

ベースとギターというデュオは過去にも存在するが、この二人のコンビは見事である。二人の故郷を愛す心がひしひしと伝わってくる。
パット・メセニーはこのアルバムで数本のギターを演奏しているが、個人的にはスチール弦のギターよりもナイロン弦のギターの音色が好きだ。一音一音夜空に染みこんでいくようだ。またチャーリー・ヘイデンのベースはまるで大地の鼓動のようにも聞こえる。自分の想いをこんな風に表現できたらさぞかし幸せだろう。

なおタイトルの字数制限のために書ききれなかったが、アルバムの正式名称は「beyond the Missouri Sky」である。



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