バスストップから基地ストップの会  

2015年6月以前の記事は http://www.geocities.jp/stopfromstop/ へ。

2023年11月定例申し入れ行動

2023-11-25 | 日記
 イスラエルによるパレスチナへの攻撃が続く中で戦闘休止を求めての話し合いの再開を、世界各地の人々が待ち望んでいます。第二次大戦後の誤った戦後処理がずっと放置され、今に至ってしまったのです。パレスチナからあげ続けてきた声を国際社会がきちんと取り上げなかった結果が、今の状況です。
 日本の国内でも、小さな自治体に加重な負担を押し付ける傾向があります。自治体の意見を無視して国がミサイル配備や基地建設を押し付けている例がいくつもあるとは思いませんか。沖縄はじめ南西諸島の島々からの声にもっと耳を傾けてください。




申 入 書


在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団司令部司令官  デイブ・ウォーマック少将 様
陸上総隊日米共同部長              豊田 龍二 様
座間駐屯地司令・第4施設群長          本多 健二 様

パレスチナの戦闘でまた多くの命が失われています。
バイデン大統領のGOサインを得たイスラエル軍は、ついに中心部に取り残されていたシファ病院にも攻撃をかけました。ここにはまだ多くの避難民や医療スタッフ、生まれて間もない赤ん坊を含む患者たちが残されていることを知りながら。現地から送られてくる報道はイスラエル軍の無慈悲さを伝えるばかりで、あの映像が「勇ましいイスラエル兵」をほめたたえているとは思えません。かつて中国や南方の国々で悪名高かった「日本兵」の姿と重なってみえたのは私だけではないと思います。

今イスラエルの暴挙を止められるのは自分しかいないと知っているはずのバイデン大統領は、世界中で巻き起こっている戦闘停止を求める声には耳を傾けませんでした。戦闘を一時中止することさえ拒否し、大量殺戮を支持したバイデン大統領の決断に強い憤りを感じます。

イスラエルと中東諸国の対立は、何世代も定住していた中東地域の人々の意見を無視して第二次大戦の一部の戦勝国のみでイスラエル領を定めたうえに、その土地に長く暮らしている人々を追い出したのが原因です。それを武力で解決することは、また憎しみの連鎖を続けるばかりです。日本政府はその事実を知りながらも米国の方針に追随するばかりで、平和のために行動を起こすことなど考えてもいません。日本国憲法がまたおろそかにされてしまいました。

一方、世界各地でさまざまな平和を求める行動が起こされたことには希望を持つことができます。特に若者からも強い戦争反対の声が巻き起こり、米本国や西ヨーロッパでもイスラエルや自国政府への非難の声が高まっていることに未来への希望を感じます。
世界のどこでも戦争はさせないという願いをこれからも繰り返し訴え続けて、実現の日にむけて歩みをすすめていきます。

 2023年11月18日  バスストップから基地ストップの会と申入れ行動参加者一同



ガザの通りで 2年前に撮影
 
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2023年10月定例申し入... | トップ | 2023年12月定例申し入れ行動 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事