2006年4月から始めた私たちのデモは、コールの合間に歌や語りを交えながら相武台前駅からキャンプ座間正門前を通って座間駅まで約1時間半を歩きます。この数年は参加者十数名で女性や高齢者も多く、警備の警官が足元を気遣ってくれることもあります。
このようなデモに対しての2月18日のある一人の警察官の行動は、私たちにとって許しがたいものです。参加者の胸や背中を強く押し乱暴な言葉を浴びせたのです。(詳しくは前回記事参照)私たちの抗議にも名前も名乗らず途中で姿を隠してしまいました。
私たちは座間警察署に対し以下の抗議文を提出しました。この警察官の公表と謝罪を強く求めます。
抗議文
座間警察署 警備課御中
私達は去る2月18日座間警察に申請済みの定例デモを行いました。しかし定時に相武台前駅を出発後間もなく踏切前で、突如出てきた警備にあたっていた一人の警察官がデモ隊に入ってきて警棒で強い力で差し止め、早く歩けと暴力的で威圧的な態度をふるい驚かされました。
私達は11年間、平和を願い基地のない街にしたいという思いでささやかでも続けてきたのです。このような警察権力をバックに威圧的で暴力的な態度をふるうことは、沖縄の辺野古や高江で基地建設反対の市民に振るわれている機動隊の暴力行為と相通じるものです。これは私たち市民にとっても決して看過できない問題です。今までこのような態度をとる警官はいませんでした。
所属と氏名を明らかにし謝罪して、今後このような事態を起こさないことを強く要望します。
2017年3月1日 バスストップから基地ストップの会