goo blog サービス終了のお知らせ 

虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

異次元

2024-09-25 05:13:26 | スポーツ
月刊陸上競技より。

第45回全日本マスターズ選手権が9月21日から23日までの3日間、京都市のたけびしスタジアム京都で行われ、男子100mに元日本記録保持者で、北京五輪4×100mリレー銀メダリストの朝原宣治さんが出場。3.3mの追い風のなか、10秒93で優勝を飾った。

52歳の朝原さんはM50(50~54歳)の部にエントリー。序盤から鋭い出足を見せ、年齢を感じさせないフォームでトラックを駆け抜け、スタンドからは大きな歓声も上がった。朝原さんが最後まで力強い走りでフィニッシュすると、速報掲示板は10秒台を示すタイムが表示され、会場はどよめき、レジェンドの走りに魅了されていた。

朝原さんは試合後に自身のSNSを更新。「全日本マスターズM50優勝しました!14年の時を越えて10秒台で走れました。感動、、。皆さんに感謝です!」と綴って喜びを語ると、元卓球選手の平野早矢香さんをはじめ、多くのファンから驚きと祝福のメッセージが寄せられた。

朝原さんは1993年に日本人初の10秒1台となる10秒19の日本記録を樹立。97年には10秒08まで記録を縮め、2001年にマークした10秒02は、今も日本歴代7位タイとして残る。08年に現役を退いてからもマスターズ陸上に出場しており、2018年には世界マスターズ選手権男子4×100mリレーにタレントの武井壮さんらと挑戦し、金メダルを獲得した。

M50クラス男子100mの日本記録は11秒18。世界記録は1983年世界選手権4×100mリレー金メダリストのウィリー・ゴールト(米国)さんが持つ10秒88となっている。<了>

50代のおじさんが100mを10秒台はスゴイとしか言いようがないですね。
ご本人のコメントによれば、ストイックにならない程度に練習は積み重ねていたようです。
あとは加齢に伴う故障(肉離れなど)との戦いもあったみたい。
なので身体のケアから入念に行ったようです。
ここまで来たら、世界記録を目指してもらいたいなぁ。
あと0.05秒。これが遠いんだよなぁ。
まぁ異次元の50代であるのは間違いないですね。