青森テレビより。
プロバスケットボールB2青森ワッツの運営会社は、筆頭株主の経営破綻を受け、債務超過を解消できない場合、「チーム解散の可能性がある」と会見で明らかにしました。
ワッツの運営会社青森スポーツクリエイションは、筆頭株主の「ANEW Holdings」の経営破綻に伴うクラブの経営状況について、昨年度末時点で債務超過がおよそ3800万円あると説明しました。
安定的な運営のためにはことし6月までにおよそ5000万円必要で、状況が改善されなければB2ライセンスが交付されず、最悪の場合、チームが消滅する可能性もあると言及しました。
青森スポーツクリエイション・北谷稔行社長
「青森県にワッツは絶対必要だと思う。あらゆる視点あらゆる方法で色々ないい道を探っている」
クラブではチーム存続のため、広く支援を呼びかけています。<了>
地方におけるスポーツビジネスを取り巻く環境は、ますます厳しくなりますね。
人口減少、加えて主要なターゲットである若年層、現役世代層が極めて少ない。
またチームを財政的に支援する地元企業もなかなか出てこない。
資金繰りが厳しいので有名(有力)選手も獲得できない。
どんどん悪循環に陥っていきます。
今回は筆頭株主である企業の経営破綻に端を発していますから、新たなスポンサー企業が見つかり、債務超過を解消できれば道は開けてきますが、地方でそこまでできる企業はどれだけあるでしょうか?
かなり困難な道が待っていると思われます。
釧路のアイスホッケーチームも東京に拠点を移すようですし、他にも同様な事例が見られます。
あと10年もすれば、首都圏、中京圏、近畿圏など人口が集積する地域に、いろんなチームや選手が集まっているのではないだろうか?
経営云々の問題以前に、国家ビジョンが良くないから、その煽りを食らった形です。
「これからは地方の時代」と声高に叫んでいた頃もありましたが、コロナ禍が終わり都市部への一極集中は再加速しています。
とくに東京をはじめとする首都圏は、勢いを肌で感じます。
「衣食住」に直結しないビジネスは、都市部に特化した流れになるのは確実です。
残念ですが、それが現実であり、現状における正解なのでしょう。
あまりこのようなニュースは聞きたくないですが、増えていくのを覚悟せねばならないでしょう。
プロバスケットボールB2青森ワッツの運営会社は、筆頭株主の経営破綻を受け、債務超過を解消できない場合、「チーム解散の可能性がある」と会見で明らかにしました。
ワッツの運営会社青森スポーツクリエイションは、筆頭株主の「ANEW Holdings」の経営破綻に伴うクラブの経営状況について、昨年度末時点で債務超過がおよそ3800万円あると説明しました。
安定的な運営のためにはことし6月までにおよそ5000万円必要で、状況が改善されなければB2ライセンスが交付されず、最悪の場合、チームが消滅する可能性もあると言及しました。
青森スポーツクリエイション・北谷稔行社長
「青森県にワッツは絶対必要だと思う。あらゆる視点あらゆる方法で色々ないい道を探っている」
クラブではチーム存続のため、広く支援を呼びかけています。<了>
地方におけるスポーツビジネスを取り巻く環境は、ますます厳しくなりますね。
人口減少、加えて主要なターゲットである若年層、現役世代層が極めて少ない。
またチームを財政的に支援する地元企業もなかなか出てこない。
資金繰りが厳しいので有名(有力)選手も獲得できない。
どんどん悪循環に陥っていきます。
今回は筆頭株主である企業の経営破綻に端を発していますから、新たなスポンサー企業が見つかり、債務超過を解消できれば道は開けてきますが、地方でそこまでできる企業はどれだけあるでしょうか?
かなり困難な道が待っていると思われます。
釧路のアイスホッケーチームも東京に拠点を移すようですし、他にも同様な事例が見られます。
あと10年もすれば、首都圏、中京圏、近畿圏など人口が集積する地域に、いろんなチームや選手が集まっているのではないだろうか?
経営云々の問題以前に、国家ビジョンが良くないから、その煽りを食らった形です。
「これからは地方の時代」と声高に叫んでいた頃もありましたが、コロナ禍が終わり都市部への一極集中は再加速しています。
とくに東京をはじめとする首都圏は、勢いを肌で感じます。
「衣食住」に直結しないビジネスは、都市部に特化した流れになるのは確実です。
残念ですが、それが現実であり、現状における正解なのでしょう。
あまりこのようなニュースは聞きたくないですが、増えていくのを覚悟せねばならないでしょう。