先月下旬、都内で地下鉄に乗っているときのこと。
日比谷線から東西線に乗り換えるため、茅場町駅にいた。
この駅の接続は便利なのだが、難点は「臭い」こと。
まるでドブか下水、もしくはトイレからの異臭みたいな臭気が駅構内に漂う。とくに2路線の乗換の結節点付近はかなりのもの。体調が悪ければ吐き出すかもしれないレベル。
かつて、この駅では4年ほど前に下水管(トイレの下水?)が破裂したらしく、汚水が駅中に充満し、とんでもない匂いになったことがあったという。ある人は「地獄絵図」と例えたくらい。
また地下水が駅の周辺で(この界隈の地盤に)日常的に漏れ出ているとかで、それが異臭の原因とされる。日比谷線の駅は改装されて綺麗になったが、この匂いだけは変わらず…。逆にコントラストが鮮明になったほど。
茅場町駅の壁の向こう側は、さぞ凄い匂いと汚水が溢れているのだろう。想像するだけで気持ち悪くなってくる。
東京の平地部は、地下水が夥しく出ていて、そのことによる地盤沈下や、この「臭さ」が問題になっている。来年のオリンピックに向けて、都内の主要な地下鉄駅では改装工事が行われていて、普段見られない壁の裏側や天井の様子も確認できる。いずれもやたらと汚いし、変な匂いが漂っている。
都内東部(下町)は海抜0~1.5mくらいの場所がたくさんあり、中には海抜より低い(マイナス)地帯もあるほど。
かつては海の中だったり、人が暮らせない湿地だったから、そこに生活するのが無理があるということなのだろうが…。だから仕方がないともいえるのだが、やはりこの臭さは如何ともし難い。
興味がある人は是非一度お立ち寄りください。最近の公衆トイレで、ここまで臭いところは少ないですよ。昭和期の老朽化した「それ」と同レベルですね。
朝から「臭い」話で失礼しました。
ps、食事時間を外し、いつもより遅めの時間の更新としました。