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虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

復旧の必要性

2015-04-30 06:00:20 | 乗り物
年明けの高波被害で線路脇の盛り土が流出し、路線全体の8割(116㎞)が不通のJR日高線。

この不通区間の復旧に最大で約57億円、最小限でも約26億円の費用がかかることを、JR北海道が明らかにしました。

加えて、これだけの資金捻出を財政難のJR北海道としては到底できず、運行再開は早くても4年以上後になるという。

それに対し、地元自治体や地域住民からは反発が出ていると新聞などで報じられていた。

しかし、この路線は明らかな赤字路線で回復の見込みはない(に等しい)。
人口減少が著しい地域で、人口流入をもたらすような産業(仕事)も見当たらないのだから。

そこに多額の公費を投入して復旧させる必要があるのだろうか?
鉄道好きなので、あの区間の風情は捨てがたいものがあるけれど、ビジネス的に見て、公費を投じての復旧には首を傾げざるを得ない。

だったらバスに転換し、便数を増やし、利便性を上げればいいのではないか?
バスなら鉄道よりコストも少なく済むし、便数を増やせば、そんなに不便ではないだろう。
ただ慣れるまでは大変だろうけど、そこは我慢。

過疎地ゆえ交通渋滞もほとんどないから、鉄道より小まめなサービスが提供できると思うのですが…。

昨日2ヶ月ぶりに運行を再開したJR留萌線もそうだが、鉄道路線を維持するのに多大な費用がかかる。

それは貧乏なJR北海道では負担できない。
ゆえに自治体の協力(公費を投入)をしなくてはならなくなる。
同じ公費を投入するなら、もっと建設的な考え方はできないものだろうか?

そんな状況を踏まえた代替案を明日は記したい。