虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

緊迫感

2014-06-01 09:44:02 | スポーツ
昨日は久しぶりに、テレビでプロ野球観戦しました。

幼少のころから、プロ野球を見てきた私ですが、2~3年前からプロ野球が面白くなくなり、あまりテレビでも見なくなってしまいました。
どこか緊張感がないというか、迫力がないというか…。

今季になっても、あまり興味が湧かず、なんとなく見ている程度でしかなかった。
正直なところ、プロ野球に飽きが来ていたのかも?そう感じていました。

昨日も最初はいつものように、なんとなく見ていたが、両チームの先発投手が素晴らしい投げ合いをしていて、気付いたら、久々に見入っていました。

カードは、オリックスvs巨人。
先発は、オリックス:金子、巨人:菅野。

オリックスの金子投手は、四隅に計ったように決まる秀逸なコントロールで、巨人打線は手も足も出ない状況。
唯一、4つの四球が付け入る隙間だったといえる。
しかし、その後の投球はしっかり締めて、ノーヒットピッチングが続く。

対する、巨人の菅野投手は、適度に打たれるものの、要所はしっかり締めて、こちらも無失点。
オリックス打線は、得点圏まで進塁するものの、なかなか得点できないじれったい展開。

Bs・金子投手の出来の良さはいうまでもないが、G・菅野投手の2年目といえないほどの落ち着きと老練な投球はエースに値する内容だった。
金子投手は、9回まで無安打で抑えたが、味方の援護がなく、記録は達成しなかった。(結果、延長12回表に巨人・亀井選手の本塁打で勝利)
しかし、昨日のノーヒットピッチングは、記録に値する出来だったのは間違いない。

やはり、野球はピッチャーですね。
バンバン打ち合う試合も魅力ではありますが、どこか食傷気味になるのも事実。

両先発が投げ合う試合は緊張感が漂い、見ている者を惹きつける。
事実、野球離れしていた私も引き込まれたのだから…。

そして、プロフェッショナルな野球(試合)とは、どういうものかを体現した試合だったと思う。
何だかクライマックスシリーズか日本シリーズみたいな雰囲気がテレビ画面を通じて感じるほどでしたね。

あのような緊張感あふれる試合なら楽しいんだよねぇ。
でも、毎日あのような試合なら選手や首脳陣は堪らないだろうけど。