buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

天地人と春日山城

2008年10月14日 | お仕事いろいろ
歴史好きの私です。
今年は5月の甲府(甲斐・武田信玄)、8月の仙台(伊達政宗)
9月の京都(新撰組&篤姫)と幸運にも訪ねることができました

そして今回の直江津
実は上杉謙信の故郷です。

今、この辺りは来年の大河ドラマ『天地人・直江兼続』一色です
町おこし、観光の目玉として、ものすごく宣伝しています。

ということで、もういても立ってもいられず、
直江津滞在2日目、学会の発表は午前中だけにして(午後は会員対象の全体会)
春日山駅から『けんしん』号という土日祭日だけ走るバスに乗って
上杉謙信ゆかりの地を回りました。

最大のお目当ては春日山城、上杉謙信の居城です。
小説『徳川家康』にも『天と地と』にも『山本勘助』にも何度も登場し、名前はよく知っているのですが
実際にはどんな城なのか、、、よくわかっていませんでした。

実はすごい山城です。
ちょっとしたハイキング。
海抜は185メートルなのですが、登るのには一苦労!
けっこうきついです。
息を弾ませて、やっと着いた春日山城の天守閣址からは直江津の港から日本海までが見渡せます。
山ひとつの春日山城、全部を踏破すると、軽く2時間以上はかかってしまいます。

こんなところにお城を構えていたのですね。謙信は!
堀や土塁や空堀など、険しい山城にうまく工夫をしてあります。
水回りもしっかり確保しています。
あ、それから来年の大河ドラマ直江兼続の直江屋敷あとも、見ました。
本丸のすぐ下にあり、それだけ上杉景勝の直江兼続への信頼が厚かったのだとわかります。

写真は天守閣址から見下ろした風景です。
圧巻!
400年も前は、本当にぐるっと一回り見渡せたのでしょうね~
上杉謙信が踏みしめた大地を自分も踏んでいると思うと、、、ちょっと感動でした。
この日、上杉家の菩提寺林泉寺にも行きました。
ざっと6、7キロは歩いたでしょうか。

私にとってはすごくいいエネルギー補給の旅になりました。