buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

七国山街道のトトロ

2011年07月19日 | お散歩



冠婚葬祭では思わぬ人に会えることがあります。
先週、私は40年ぶりに幼なじみ、数人と再会しました。

私が育ったのは東京の武蔵野。
「ととろ」でも描かれている雑木林や畑のたくさんある所です。
幼なじみとの会話は小学校時代の懐かしい思い出がいっぱい。

父と母は清瀬市にある国立K病院(療養所)に勤めていたので、
私と妹はこの中にある宿舎(官舎)で幼少時代を過ごしました。
昭和30年代の官舎は、もちろん木造(2階建てでした)で、共同の炊事場。
さらに共同浴場までありました。

この浴場の釜焚き場には『千と千尋』の「釜じい」みたいなおじいさんがいて
火がごうごうと燃えている釜のなかに石炭をくべていました。
暗い半地下の釜焚き場は、ちょっぴり怖かったことを覚えています。

浴場は官舎の人たちの社交場、子どももここでよく遊びました。
ふだんは缶蹴りかな、、それに夏には花火もしました。
雑木林の奥にはひょうたん池や桜の苑(桜の木が何十本もあった)があり、
赤土がボンボン舞い上がる自動車練習場までありました!



こんな懐かしい思い出話をしていたら、あっという間に時間がたってしまいますね。

さて、私の母は一時、狭山丘陵の『八国山緑地』にある『新山手病院』に入院していました。



そこはトトロのさつきとめいのお母さんが入院していた七国山街道の七国山病院のモデルだということです。
私は何度も母の見舞いにこの病院を訪れましたが、
トトロの舞台は絶対に自分の住んでいた場所の方が合っている、、
そんなふうに今でも思っているのです(笑)


『トトロ』については下記のホームページが詳しいと思いますよ。
http://www.geocities.jp/akutamako/totoro.html



航空公園駅前のパン屋さんのトトロあんぱん





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