buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

容疑者xの献身

2009年05月14日 | 授業
『原作と映画』という授業で東野圭吾さんの『容疑者xの献身』を取り上げています
留学生にとっては大作の400ページの小説
ガリレオ先生の登場する人気の推理小説で、直木賞受賞作品です

メンバーは12名+日本人のサポーター2名
授業のはじめに『ちょっとだけ自己紹介』をしてみれば、かなりの本好きが集まっています

とにかくこの授業はがっつり一冊を読みこなす、というところに力を入れています
大変と言えば大変、読まないと授業に参加できません

今日は登場人物ごとに人物紹介と登場人物相関図を作りました

ところで、最後に数学教師の『石神』が男泣きする場面
彼がなぜ泣いたのか、という解釈で意見が分かれました。
一通りみんなが意見を言って、けんけんがくがく、、、
学生に
『先生はどう思いますか、、、?』と振られました。

きた~!

「う~ん、やっぱりこの本の題名が容疑者xの献身じゃない、、、
そのあたりに私は注目したんだけど、、、『献身』しきれなかった涙かな~」
と、何だか曖昧な返答

ま、私が加わっても加わらなくても白熱したディスカッションになっていましたが、、

次回は『時を欠ける少女』
3冊目は『東京タワー』の予定です