buriのフリーランスな日々 

東京武蔵野、赤松や桜、ドングリの木々に囲まれて育ち、原宿で青春をすごした後、中国と深く関わったburiのメモブログ

僅差にこだわる

2010年09月08日 | 授業
試験前です。

1点の差に非常にこだわるのが、最近の学生たちの特徴です。

「どうして、ここは-3点なんですか?」と
採点の理由や基準を問われることがよくあります。

入学試験と異なり、人を選抜したり、落としたりする試験ではありません。
以前と比べて自分自身がどれくらい伸びたか、それを自ら確認するのが
学期末の試験だと思うのです。

ですから、「うまくなった、のびのびとした、活き活きとしている」という
褒め言葉も必要なのですが、
「どこがどのように、いつのどんな基準に比べて伸びてきたのか」
わかるように説明してあげることも、教師の役割のひとつのような気がします。
大人の学習ですから、論理的な説明をしてあげることで、
勉強の計画が建てやすくなるのではないでしょうか。


でも、早起きが苦手で10回の授業のうち、
6回休んでしまった学生。
学生には学生の理由があるのですが、、、。
その対処に本当に困っています。

できる限りのアドバイスも注意も、ときに警告もしましたが、
やっぱり改善されない、、、。
話し合いの最後のことばは
「あとは自分の責任で、、、自分で何がしたいのか、よく考えてね。
あなたに任せます。」

先生だって、こんなことば、言いたくないんですけどね、本当は。

にほんブログ村
にほんブログ村 高校生以上の子
FC2ブログランキング


教師になってわかること、、、哀しいけれど、教師の限界。













最新の画像もっと見る