風に吹かれてburabura日記

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読書「新藤兼人伝」です。

2011年11月12日 | 日記

朝日新聞の書評にも紹介されてましたが、「新藤 兼人伝・未完の日本映画史」を読みました。 (小野民樹 白水社 2,800円)

今年、99歳になった、映画監督でありシナリオライターである、新藤 兼人の奮闘百年の記録です。

この人の人生が、そのまま日本映画史をたどることになると、よく解ります。

シナリオライターとして、私の好きな作品は「傷だらけの山河」(山本 薩夫監督 山村 聡) 「けんかえれじい」(鈴木 清順監督 高橋 英樹)

「華岡青洲の妻」(増村 保造監督 若尾 文子) 「事件」(野村 芳太郎監督 大竹 しのぶ) など忘れられない映画が、次々に浮かびます。

 

表紙は新藤 兼人監督が、最後の作品だと言っている、映画「1枚のハガキ」のラストシーンのスケッチです。

人物は大竹 しのぶさんと豊川 悦司さん(イメージ)です。