| セビリア欧州Ｌ３連覇王手 ガメイロ２発で決勝進出 ＜欧州Ｌ：セビリア３－１シャフタル・ドネツク＞◇準決勝◇５日◇セビリア 第２戦が行われ、３連覇を狙うセビリア（スペイン）がホームでシャフタル・ドネツク（ウクライナ）に３－１で快勝し、２戦合計５－３で決勝進出を果たした。 セルビアは前半９分、相手ＤＦのトラップミスをＦＷガメイロが奪い、そのままドリブルから右足シュートを決めて先制。同４４分にカウンターから失点して同点に追いつかれたが、後半２分、ＭＦクリホビアクのスルーパスからガメイロが飛び出してきた相手ＧＫを１タッチでかわし、無人のゴールへ左足で流し込んで勝ち越した。さらに同１４分、ＤＦマリアーノが右サイドから強烈な右足ミドルシュートをゴール左へ突き刺して突き放した。 １８日にスイス・バーゼルで行われる決勝ではリバプール（イングランド）と対戦する。 |
| リバプール３発逆転で決勝 「ワンダフル・ナイト」 ＜欧州Ｌ：リバプール３－０ビリャレアル＞◇準決勝◇５日◇リバプール 第２戦が行われ、リバプール（イングランド）がホームで３－０でビリャレアル（スペイン）を下し、２戦合計３－１で逆転で決勝進出を決めた。 第１戦のアウェーを０－１で落としていたリバプールは、立ち上がりの決定機をしのいだ後の前半７分、左サイドからのＦＷフィルミーノのクロスがオウンゴールを誘い２戦合計１－１に追いついた。後半１８分にはゴール前のこぼれ球を拾ったフィルミーノのスルーパスから、ＦＷスタリッジが相手ＧＫの股間を抜く左足シュートを決め、ついに２戦合計２－１と勝ち越し。さらに相手ＤＦが２枚目のイエローカードで退場した後の同３６分、フィルミーノが左サイドをドリブル突破しペナルティーエリア奥から折り返し、スタリッジのシュートはヒットしなかったが、こぼれ球をＭＦララナが押し込んで決定的な３点目を奪った。 クロップ監督は「ワンダフル・ナイト。我々にとっては素晴らしい試合だった」と喜び、「多くのチームが決勝進出を狙っている。簡単な道ではない。今、我々はそこへ進み、大きなチャンスが目の前にある。それをつかみたい」と意気込んだ。 １５年ぶり４度目の栄冠を目指し、１８日にスイス・バーゼルで行われる決勝では、３連覇を狙うセビリア（スペイン）と対戦する。 |
| 五輪ＯＡ枠に大久保嘉人が浮上、すでにクラブ打診 リオデジャネイロ五輪に出場するサッカーＵ－２３（２３歳以下）日本代表のオーバーエージ枠（ＯＡ＝年齢制限外）候補に、川崎ＦのＦＷ大久保嘉人（３３）が入ったことが７日、分かった。 既に日本協会からクラブに招集の可能性がある旨の打診が入った。３人が上限のＯＡ枠候補は複数おり、派遣手続き締め切りの６月１０日までに決定する。メダル獲得へＪリーグ３年連続得点王に白羽の矢が立った。 |
| ジダン監督「結果が苦しい試合であることを証明」 ＜欧州ＣＬ：Ｒマドリード１－０マンチェスターＣ＞◇準決勝◇４日◇マドリード 第２戦が行われ、Ｒマドリード（スペイン）がオウンゴールで決勝点を奪い、１－０でホームでマンチェスターＣ（イングランド）を下し、２戦合計１－０で決勝進出を果たした。 ジダン監督は「まだ、何も達成したわけではないが、今夜はこの成功を皆で祝う時だ。２８日の決勝は難しくとても大事な試合になるだろう。本命はない。２チームとも決勝でプレーするのに相応しいチームであり、優勝の可能性はお互いに半分ずつある。苦しい試合だったが決勝に進出できて満足。これまでの道のりは簡単なものではなかった。それにマンチェスターＣが腑抜けていたとも思わない。チャンスらしいチャンスは作らせなかったが、結果が苦しい試合であることを証明している」と話した。 |
| ＰＫ失敗のミュラー落胆 Ｂミュンヘンは準決勝敗退 ＜欧州ＣＬ：Ｂミュンヘン２－１Ａマドリード＞◇準決勝◇３日◇ミュンヘン バイエルン・ミュンヘンは前半のＰＫ失敗が痛かった。 シャビアロンソのＦＫで１－０と先制した直後で畳み掛ける好機だったが、ミュラーのキックはＧＫに止められた。ミュラーは「とても落胆している」とうなだれた。 第１戦は途中出場だったが、この日は先発に復帰。ＰＫ以外にも果敢に点を狙ったが決勝進出は果たせず「これほどいい試合をしたのに、十分ではなかった」と悔しがった。 |
| Ｕ23、ガーナ代表戦に浅野拓磨、際、富樫敬真ら 日本サッカー協会は６日、ガーナＡ代表（国内組）との親善試合（１１日＝ベアスタ）のＵ－２３日本代表メンバーを以下の通り発表した。 Ｕ－２３はガーナ戦の後、フランスで１８日から行われるトゥーロン国際（４０分ハーフ）に参加。日本はＢ組で、２１日にパラグアイ、２３日にポルトガル、２５日にギニア、２７日にイングランドと対戦。Ａ組とＢ組の１位が決勝に進出する。 手倉森誠監督は「ガーナ戦、トゥーロン国際はチームの強化とメンバーの絞り込みを加速するゲームになる。ガーナは五輪初戦のナイジェリア戦を想定するにふさわしい相手。アフリカ勢との戦いで、我々がどう工夫しなければいけないのかという手応えをこの試合でつかみたい。また、チャリティーマッチとなったことで、戦う勇気、勝利を目指して挑む姿勢を示して（被災地へ）エネルギーを届けたい。震災の起きた年になでしこジャパンが世界一になった。次は我々の番だ」とリオ五輪へ向けての覚悟を示した。 ▼ＧＫ 櫛引政敏（鹿島）杉本大地（徳島）牲川歩見（鳥栖） ▼ＤＦ 山中亮輔（柏）亀川諒史（福岡）伊東幸敏（鹿島）奈良竜樹（川崎Ｆ）岩波拓也（神戸）ファンウェルメスケルケン際（ドルトレヒト）植田直道（鹿島）三浦弦太（清水） ▼ＭＦ 大島僚太（川崎Ｆ）伊東純也（柏）橋本拳人（東京）原川力（川崎Ｆ）矢島慎也（岡山）野津田岳人（新潟）豊川雄太（岡山）井手口陽介（Ｇ大阪） ▼ＦＷ 富樫敬真（横浜）金森健志（福岡）浅野拓磨（広島）オナイウ阿道（千葉） |
| 東京が１次リーグ突破 最終戦勝利で決めた ＡＣＬ ＜ＡＣＬ：ビンズオン１－２東京＞◇１次リーグＥ組◇４日◇ビンズオン 東京が最終戦に勝利し決勝トーナメント進出を決めた。前半２１分、ＦＷ前田のヘディング弾で先制。気温３０度越えの環境に苦しみながらも、なんとかリードして前半を折り返した。後半１０分にもＦＷ前田のゴールで追加点を挙げた。同２３分にはＰＫをビンズオンＦＷレ・コン・ビンに決められたが、１点のリードを死守した。 勝った東京は、同時に行われた江蘇戦を引き分けた首位全北と勝ち点１０で並んだが、得失点差で２位突破となった。 決勝トーナメント１回戦は１７日、Ｇ組首位の上海上港(支那)と対戦する。 |
| 岡崎レスターが初優勝 ２位トットナム引き分け決定 ＜プレミアリーグ：チェルシー２－２トットナム＞◇ロンドン◇２日 岡崎慎司が所属するレスターの初優勝が決まった。２位トットナムがこの日、チェルシーと２－２で引き分け、残り２試合で勝ち点が７差となったため、逆転が不可能になった。 マインツ（ドイツ）から今季加入した岡崎はここまで５得点。献身的なプレーでＦＷの一角に定着し、主力として優勝に貢献した。１８８４年創設のレスターは昨季、プレミアリーグに再昇格して１４位で残留。開幕前の評判は低かったが、各ポジションで核となる選手が活躍し、番狂わせのリーグ制覇を果たした。 |
| Ｂミュンヘン後半攻め込むも完封され11戦ぶり黒星 ＜欧州ＣＬ：Ａマドリード１－０Ｂミュンヘン＞◇準決勝◇２７日◇マドリード 第１戦が行われ、Ｂミュンヘン（ドイツ）は０－１でＡマドリード（スペイン）にアウェーで敗れ、公式戦の無敗記録は１０でストップした。 前半１１分に先制されたＢミュンヘンは、後半は何度かチャンスを作り、ＤＦマルティネスがヘディングシュートを放ち、ＭＦアルバ、ＭＦビダルがミドルシュートで狙ったが、相手ＧＫオブラクの好守にはばまれるなどでゴールを割れず完封された。 グアルディオラ監督は「スローなスタートだった。第２戦はもっと違ったペースで試合をしなければならない。（ＭＦニゲルの）先制点は素晴らしかったが、我々のミスから生まれたものだ。彼を自由にさせ過ぎた。今日のプレーには満足していない」と悔やんだ。 Ｂミュンヘンは５季連続で準決勝進出を果たしているが、１３－１４年シーズンはＲマドリード、昨季はバルセロナと２年連続でスペイン勢に苦杯を飲まされている。 |
| マンＣ監督「０－０は悪くないし、妥当な結果」 ＜欧州ＣＬ：マンチェスターＣ０－０Ｒマドリード＞◇準決勝◇２６日◇マンチェスター マンチェスターＣ（イングランド）のペジェグリニ監督はホームでの引き分けを冷静に受け止めた。「この結果はあり得ると思っていた。０－０は、勝てなかった中では悪くないし、妥当な結果だと思う」と語った。 第２戦は敵地に乗り込むが、今季ＣＬのアウェー戦の成績は３勝１分け１敗と悪くない。監督は「アウェーで戦うことは恐れない。いつもと同じように戦う」と自信をのぞかせた。 |
