| 欧州ＣＬ準々決勝でバルサ－ＡＣミラン 欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）の準々決勝以降の組み合わせ抽選が１６日、スイスのニヨンで行われ、２季連続５度目の優勝を狙うバルセロナ（スペイン）は５季ぶりの欧州一を目指すＡＣミラン（イタリア）と対戦することになった。勝った方がベンフィカ（ポルトガル）－チェルシー（イングランド）の勝者と準決勝でぶつかる。 大会最多となる９度の優勝を誇るレアル・マドリード（スペイン）は初めて８強入りしたＡＰＯＥＬ（キプロス）と、宇佐美貴史が所属するバイエルン・ミュンヘン（ドイツ）はマルセイユ（フランス）と顔を合わせる。 準々決勝の第１戦は２７、２８日、第２戦は４月３、４日に行う。決勝はミュンヘンで５月１９日に実施する。 |
| チェルシー、延長制し逆転８強／欧州ＣＬ ＜欧州ＣＬ：チェルシー４－１ナポリ＞◇決勝トーナメント１回戦◇１４日◇ロンドン チェルシー（イングランド）が延長の末、逆転でナポリ（イタリア）を下して準々決勝に進出した。 アウェーでの第１戦を１－３で落としていたチェルシーは、ホームでの第２戦の前半２８分、ラミレスのクロスをドログバが頭で決めて先制。後半２分にはＣＫからテリーが頭で流し込み、２戦合計３－３ながらアウェーゴール差でリードを奪った。同１０分にナポリＭＦインレルにミドルシュートを決められて再びリードを許したが、同３０分に相手のハンドで得たＰＫをランパードが右足で豪快に決めて２戦合計４－４として追いつき、延長戦に突入。同前半１５分にドログバのクロスをイバノビッチが右足で合わせて２戦合計５－４としそのまま逃げきった。 |
| ロナルド２発レアル８強進出／欧州ＣＬ ＜欧州ＣＬ：Ｒマドリード４－１ＣＳＫＡモスクワ＞◇決勝トーナメント１回戦◇１４日◇マドリード 第１戦を１－１としていたＲマドリード（スペイン）が、ホームで行われた第２戦を４－１と快勝。２戦合計５－２でＭＦ本田圭佑が所属するＣＳＫＡモスクワ（ロシア）を下し、２季連続で８強に進出した。 Ｒマドリードは前半２６分、ヘディラからのＤＦ裏への絶妙のパスをカカが折り返しイグアインが押し込んで先制。後半１０分にはロナルドのミドルシュートが相手ＧＫの手前でワンバウンド。このボールをＧＫが取り損ねて２点差とし、同２５分にはベンゼマが相手ＧＫに一度止められた自身のシュートのこぼれ球を再び蹴り込んだ。１点返された後の同ロスタイムにはベンゼマのパスをロナルドが流し込んでダメを押した。 ＣＳＫＡモスクワ本田はベンチ入りしなかった。 |
| Ｂミュンヘン７発！逆転８強／欧州ＣＬ ＜欧州ＣＬ：Ｂミュンヘン７－０バーゼル＞◇決勝トーナメント１回戦◇１３日◇ミュンヘン 第１戦を０－１と落としていたＢミュンヘン（ドイツ）が、バーゼル（スイス）とのホームでの第２戦を、ゴメスの４ゴールなどで７－０と圧勝し、２戦合計７－１として逆転で８強に進出した。 ロッベンとミュラーのゴールで２－０とリードしたＢミュンヘンは前半終了間際にＦＫを起点にゴメスが決めて３－０で前半を折り返した。後半に入ってもＢミュンヘンの攻勢は続き、ゴメスが左サイドのリベリとのコンビで同５分、１６分、２２分と立て続けにゴールを決め４得点を挙げる活躍を見せた。その後もＢミュンヘンは攻撃の手を緩めず、同３６分にはゴール前でパスを受けたロッベンが巧みなドリブルで相手ＧＫをかわし、自身２ゴール目となる７点目を決めて、バーゼルの息の根を止めた。 |
| 長友フル出場もインテル敗退／欧州ＣＬ ＜欧州ＣＬ：インテルミラノ２－１マルセイユ＞◇決勝トーナメント１回戦◇１３日◇ミラノ ＤＦ長友佑都が所属するインテルミラノ（イタリア）がマルセイユ（フランス）とのホームでの第２戦を２－１と勝利し、２戦合計では２－２としたがアウェーゴールの差で敗退し、３季連続の準々決勝進出はならなかった。 第１戦を０－１で敗れているインテルミラノは前半の２度の決定機を相手ＧＫマンダンダの好セーブに阻まれたが、後半３０分、左ＣＫからゴール前の混線となり最後はミリトが押し込んでようやく２戦合計１－１とした。そのままロスタイムに入り、延長戦突入かと思われた同４７分にマルセイユのＧＫからのロングパスが前線に通ってブランドンに左足で決められ、痛いアウェーゴールを献上。その１分後にＰＫを得てパッツィーニが決め２戦合計２－２としたが、ロスタイムに喫したアウェーゴールが響き１回戦での敗退が決定した。長友は左サイドバックでフル出場した。 |
| ＡＰＯＥＬ、キプロス初の８強／欧州ＣＬ ＜欧州ＣＬ：ＡＰＯＥＬ１－０リヨン＞◇決勝トーナメント１回戦◇７日◇ニコシア 第２戦が行われ、ＡＰＯＥＬ（キプロス）がＰＫ戦の末、リヨン（フランス）を下し初の準々決勝進出を決めた。第１戦を０－１と落としていたＡＰＯＥＬは前半９分、カララムビデスの右からのクロスに飛び込んだマンドゥカが左足で決めて先制。そのまま逃げ切りトータルスコア１－１として延長戦に突入。同後半１０分にマンドゥカが退場となったが、ＡＰＯＥＬが守りきってＰＫ戦までもつれ込んだ。３人目まで両チームとも決めたが、ＡＰＯＥＬのＧＫヒオティスがリヨンの４人目ラカゼッテ、５人目バストスを止め、４－３でＰＫ戦を制しＡＰＯＥＬがホームで歴史的な勝利をつかんだ。 |
| 日本が５大会連続９度目の五輪！／Ｕ23 ＜ロンドン五輪アジア最終予選：日本２－０バーレーン＞◇Ｃ組◇１４日◇国立 日本がＣ組１位で５大会連続９度目の五輪出場を決めた。後半１０分、ＦＷ原口元気（２０）の左サイドからのクロスに、飛び込んだＭＦ扇原貴宏（２０）が右足で合わせて先制。４分後にはＭＦ東慶悟（２１）がやはり左サイドを突破。センタリングは反対サイドに流れたが、フリーで詰めたＭＦ清武弘嗣（２２）が確実に決めて突き放した。 ＦＷ大迫勇也（２１）が警告の累積によって出場できなかったこともあり、前半は終始攻め込みながらもゴール前で精度を欠いて無得点で折り返したが、後半は大きな展開で相手守備を崩して得点を重ねた。 |
| メッシ５発！バルサ圧勝で８強／欧州ＣＬ ＜欧州ＣＬ：バルセロナ７－１レーバークーゼン＞◇決勝トーナメント１回戦◇７日◇バルセロナ 第２戦が行われ、バルセロナ（スペイン）がメッシの欧州ＣＬ１試合最多の５ゴールを挙げる活躍などで７－１でレーバークーゼン（ドイツ）に圧勝。２戦合計１０－２で準々決勝に進出した。 メッシは前半２５分、シャビのロングパスを受けてフリーで抜け出し、左足で飛び出してきた相手ＧＫの頭上を越えるループシュートを決めて先制ゴールを挙げると、同４２分には右サイドからドリブルで中央へ切れ込み相手ＤＦをかわして左足で２点目を決めた。後半４分にはセスクの縦パスに反応して抜け出し、今度は右足でループシュートを決めてハットトリックを達成。さらに同１３分には相手ＧＫがはじいたボールを押し込んで４点目を挙げ、同３９分には中央から左足で奇麗なカーブを描くシュートをゴール左に決め、欧州ＣＬでの通算ゴールを４９まで伸ばした。 |
| ベンフィカ逆転で６季ぶり８強／欧州ＣＬ ＜欧州ＣＬ：ベンフィカ２－０ゼニト＞◇決勝トーナメント１回戦◇６日◇リスボン 第２戦が行われ、第１戦で２－３と敗れていたベンフィカ（ポルトガル）が、ホームでゼニト（ロシア）を２－０で下し、２戦合計４－３として逆転で６季ぶりの準々決勝進出を決めた。前半ロスタイムにビッツェルが自身のシュートのこぼれ球をヒールでつなぎ、ペレイラが押し込んで先制してトータルスコアで追いつき、後半ロスタイムにはセザルのスルーパスを受けたオリベイラが右足で流し込んで試合を決定付けた。 |
| ミラン３失点 ヒヤリ８強進出／欧州ＣＬ ＜欧州ＣＬ：アーセナル３－０ＡＣミラン＞◇決勝トーナメント１回戦◇６日◇ロンドン ＡＣミラン（イタリア）がアウェーで０－３とアーセナル（イングランド）に敗れたが、第１戦を４－０と圧勝していたため、２戦合計４－３で辛くも準々決勝進出を決めた。 アーセナルは前半７分、左ＣＫからコシールニーがヘディングシュートを決めて先制。同２６分には相手ＤＦのクリアを拾ったロシツキーが決め、同４３分にはチェンバレンが倒されて得たＰＫをファンペルシーが左足で決め、前半だけでトータルスコアで１点差まで迫り意地を見せたが、後半にはＡＣミランＧＫアッビアーティの攻守に阻まれるなどして追いつくことはできなかった。 ＡＣミランの８強進出は、優勝した０６－０７シーズン以来５季ぶり。 |
