スペイン4強、フランス下す/欧州選手権 <欧州選手権:スペイン2-0フランス>◇準々決勝◇23日◇ウクライナ・ドネツク スペインが前回大会王者の底力で、公式戦では過去1分け5敗と相性の悪いフランスを下した。 スペインはMFセスクを前線に置く「ゼロトップ」の布陣で臨んだ。デルボスケ監督が「継続性とボール支配を保つため」と明かす狙い通り、ボールを保持し続け、ペースを握った。前半19分、DFアルバが相手DFをかわして左からクロスを上げ、ファーサイドのMFシャビアロンソが頭でたたきこんで先制。シャビアロンソはこの試合が代表100試合目で、これが通算14点目だった。同32分の相手MFキャバイエの好FKは、GKカシリャスが阻んだ。 フランスは後半、MFメネズ、MFナスリ、FWジルーを投入するが、流れは変えられない。スペインはロスタイムにPKを獲得、これを再びシャビアロンソが決めた。 デルボスケ監督は先制点の起点になるなど、大黒柱であり続けるMFイニエスタについて「いつもながらいい仕事をしてくれる」と話し、シャビアロンソのシュート力も称賛した。 スペインがシュート数9本でうち枠内5本、フランスは5本で枠内はわずか1本だった。 スペインは27日の準決勝でポルトガルと対戦。対戦相手より試合間隔が2日短いだけに、同監督は「しっかり休養したい」と話していた。 |
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スペインが止まらん。