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山と自転車!

今更日記~北海道ツーリングレポート(3日目)

2006-11-02 | 登山
9月18日。
北海道に出発する前の天気予報では滞在中は天気はぐずつき雨も降ると予想されていたけどここまでは順調な天気。
最終日、斜里岳登山の日も薄曇りだがまずまずの天気となった。感謝感謝。

朝日を浴びて一日の始まり。斜里岳のシルエットがとても優美だ。



登山口に向かってダートの林道を快走。内地とは一味違う北海道らしいアプローチにウキウキ。
新しくなった清岳荘で準備と朝食を簡単に済ませて登山開始。
早速シマリスさんのお出迎え。



今日のコースは登りに沢コース、下りに尾根コースというプラン。
もっとも僕は斜里岳は初めてで不案内であり、ガイドは斜里岳には何度も登頂しているという友人夫婦にお任せ。

沢コースは何度も何度も渡渉を繰り返しながらゆっくり登ってゆくルート。
これまで登ったことのある北海道の他の山とは少し趣きの違う楽しさがある。





標高1,000mを超えると次々と小さな滝が現れて、足取りも軽くなる。
沢を登りつめてから馬の背まで一頑張り。1,545mの頂上へはもう一踏ん張り。



斜里岳の頂上からの眺めはとても気持ちがよい。
まず驚くのは、独立峰とは思えない山の深さ。ピークの周りにも峰が連なり複雑な地形をしている。
知床方面は靄が多くてあまり遠望が利かなかったが、眼下の「斜里平野」の畑作地帯の広大なパッチワーク模様がとても美しかった。
そしてよく見渡してみると、屈斜路湖や摩周湖も雲の間に見えていた。

いつまでもこの景色に浸っていたいのだが、そうもいかない。
北海道旅行最終日のこの日は下山後一気に小樽まで走ってフェリーに乗り込まなくてはいけない。しかしこの時日本海には発達した台風が北上中。いっそフェリーが欠航にでもなればと思ってしまうのだが…

下山後フェリー会社に問い合わせると、とりあえず出航するとのことなので急いで帰り支度をする。清里で友人夫婦と別れを惜しみながらラーメンを食べ、そして一路小樽を目指した。

丸瀬布あたりから雨が降り出す。旭川からは高速に乗ったものの、途中から下道MIXで余裕ぶっこいていたら結局小樽港に着いたのは出航1時間前になってしまい、そのまま土産を買う時間も無くフェリーに乗せられてしまった。

こうして夢のような北海道3日間はあっという間に過ぎてしまった。
そして旅は無事終わるはずだった。

台風めがけて出航した船は日本海に廻りこんだ頃から大きく揺れ出し、翌日の午後まで翻弄され続けた。船内ではただ横になって荒波が過ぎるのを待っていたのだが、身体を起こそうとして頭を持ち上げた時に首筋から背中に激痛が走った。その時は寝過ぎで筋を違えたのだろうと思い、舞鶴到着後も痛みを堪えて帰宅。翌日からも出勤していたが、なかなか治癒しない。鏡を見ると顔の位置が中心線からずれている有り様。こりゃいかんなと心配に思い整形外科に行ってみたら…

医者はカルテに頚椎ヘルニアとペンを走らせた。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (yohdy)
2006-11-02 22:29:43
シマリスちゃん、ばっちり撮れてたんだ!超・ラブリー!
斜里岳、最高だったね~。ほんとにフェリーが欠航になれば良かったのに!!その後の病状はどうですかい?軟骨、食べてる??

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Unknown (TOKKEN)
2006-11-03 00:07:21
斜里岳は行きたいと思いながら行けていない山です。
羨ましいな。だいちゃん夫妻が案内してくれたら安心やね。
頚椎ヘルニアって何?寝違えのひどいやつ?
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Unknown (bun)
2006-11-04 23:21:37
>yohdyさん
最近首の調子良いので軟骨系食べてない。
そうそう煮付けも作られないし…でも、サカナの缶詰がいいらしいね、って話をしている自分がイヤ。

>TOKKENさん
頚椎ヘルニアってそういうことでした。もう一人連れがいることが分かって心強かったよ。
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Unknown (だい)
2006-11-05 19:41:15
斜里岳は何度登っても、楽しくていい山だよ。今度はぜひ斜里コースを登りたいね。かなり面白そうだよ。でも、下りはかなり恐そうだけど。
首の調子はいいようだけど、あまり無理しないようにね。では、冬にお待ちしております。
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Unknown (bun)
2006-11-05 22:01:52
斜里コースとははてな?痩せ尾根なの?岩場なの?鎖場なの?
面白そうと言われると興味津々。
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