TREK&RIDE

山と自転車!

武佐岳

2010-10-06 | 登山
9月22日 曇りのち晴れ
朝起きると海からの冷たい風が強い。平地でこれだ、山は…と羅臼岳を見に行くと厚い雲がまとわりついていた。
羅臼岳から硫黄岳への縦走。知床林道が夏の開放期間を終えて前日から通行止となったためカムイワッカへ下山することができない。
それなら早発ちして羅臼平から硫黄岳を早駆け縦走しようと思っていたが、この計画も天気が不安定では決行できず。
羅臼岳に登ってもこのガスでは楽しくないだろうと考え、今回は知床登山は諦める。

まだ誰もいない知床峠を越え羅臼の町から一路根釧台地へ。
さ~て、今日は何をしようか。
晴れてるところ、晴れてるところ。

西に向かって走っていると右手に武佐岳が見えてくる。
な、なんかカッコイイ、と思ってしまった。

地図もなければどんな山かも知らないので内地のY氏にメールして情報を得る。
即レスに感謝。摩周岳もいいとのこと。
では、武佐岳登って時間があったら摩周岳をハシゴか。武佐岳登山口へと急ぐ。

登山口に車を停めて歩き始めるが、林道が結構長い。
1時間ちょいで登れんもんか、とちょっと苛立つ。

いつしか上空は青空に。平日の道東の地味な山。当然登山客はいない。
高度を上げると見晴らしも良くなり、今日はのんびりとリハビリ登山するのもええかな、と思えてくる。


山頂から。文句なしに根釧台地の展望が素晴らしい。
阿寒方面もよく見える。雄阿寒、雌阿寒の手前に摩周岳がある。
山頂から再びY氏にメール。カムイヌプリは何時間かかる?

3時間くらいで往復できるなら午後から登ってみようと思ったが、返ってきた答えは6時間。
摩周岳は結構大変なのか。。。こりゃ無理だ。とりあえず下山。
摩周岳は諦め、さっぱりするため川北温泉に立ち寄ってみることにした。
武佐岳の北麓に位置するこの温泉までダート林道に分け入りひとっ走り。
そこは思いのほか綺麗に整備された心地よい温泉だった。



風呂からあがって、さ~てこれからどうしよう。
山に登れるのはあと3日。まだ知床に未練もあるが天気が読めない。
予報ではこれから更に強い寒気が入るらしく、大雪に戻ってもあまり期待できないか。
かといって阿寒のあたりでは、あまり満足できんし、いっそ夕張や支笏方面の山に帰ってしまおうかなどなど、あれこれ検討するが決まらないでいた。

その時、ふと大雪高原温泉に行く案を思いつく。
あそこなら多少「冬型」になってものんびり散策くらいはできるだろう。
知床の夏は終わった…今は高原温泉の紅葉の方が旬だ。
そうだ高原温泉に行こう。

そうとなれば、これから大雪までのドライブだ。
まずは摩周湖。


今日も摩周ブルーが素晴らしい。

摩周駅で豚丼をかきこんだら日没間際の美幌峠。



留辺蘂で蕎麦とかつ丼をいただいてから昭和ムード満点の塩別つるつる温泉へ。
お肌つるつるになって湯からあがると中秋の名月がそれはそれは美しかった。
石北峠を越えて翌日の高原温泉行きのバス乗り場である大雪レイクサイトで車中泊。今夜は酒なし。

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2 コメント

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Unknown (yohdy)
2010-10-08 17:31:29
ふにゃ?
あのメール,すでにムサムサを登った後だったのね。
あたしゃてっきり,武佐と摩周を迷ってるのかとばかり・・・
どんだけ早いねん!

つるつる温泉,あたしも入りた~い
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Unknown (bun)
2010-10-10 20:20:41
yohdyさん、こんばんは。
北海道移動中は、いろいろと助けていただいてありがとうございました。
なんとか摩周も行ったろうと企んでいましたが、武佐岳は下の林道歩きが結構長くて時間かかってしまいました。武佐もなかなかよかったよ。山頂でガンガンメール入る→根釧の大展望が楽しめる、ええ山でした。摩周はこんどまたゆっくりと歩きたいと思います。

北海道の温泉はええですねぇ、昭和ムード満点で癒されます。
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