TREK&RIDE

山と自転車!

銀泉台から高原温泉へ

2010-10-07 | 登山
9月23日 曇り時々晴れ
大雪高原沼散策だけでは物足りないので、高原温泉をベースに午前中に緑岳を往復し、下山後高原沼を一周するつもりで高原温泉行きの始発を待つ。
6時の銀泉台行きのバスを見送りながら朝食を食べている時、ふと気付く。
銀泉台行きに乗って赤岳に登れば緑岳を経て高原温泉に下山できる。それから高原温泉を周回しても十分時間はあるだろう。
6時30分に高原温泉行きを銀泉台行きに変更してバスに乗る。

銀泉台の天気は高曇り。始発組を追いかけるように歩き始める。
足元には霜柱、冬がそこまでやってきている。
風がないため寒さは感じない。足早な歩みにじわ~っと汗がにじむくらいだ。


場所によって色づきの良いところも。銀泉台。

8時35分。赤岳山頂。
前日に黒岳初雪というニュースを聞いていた。赤岳山頂もそこから広がる表大雪の山々もうっすらと雪化粧している。

白雲岳が見える。行きたくなる。行ってみる。
白雲避難小屋からの十字路で昨夜小屋に泊まった方に出会う。
昨日は風速20mの猛烈な風だったという。
白雲のグラウンドは一面白色。そして山頂はエビのしっぽでビッシリ、まさに冬到来の景色になっていた。





グワーッツとガスが動いて旭岳が見えそ!
全く見えていなかった高根ヶ原も徐々に見え隠れするようになる。
下山する気に慣れず寒風に震えながらしばらく待ってみた。
20分ほどで手が痺れてきたので下山を決心。9時40分。
白雲岳に立ち寄ったために大幅に行程が遅れた。
緑岳までは白雲小屋経由で歩く。近道のつもりだったが小泉岳を回った方が早かったか…

11時。緑岳山頂。ガスが切れ高根ヶ原がよく見える。トムラウシももう一息。
眼下の紅葉はこれからという色づき。やはり今年は紅葉が遅れている様子だ。
風もないこのような日は山頂でゆっくりと展望を楽しめばよいのだろうが、時間がない。


トムラウシが見えてきた

結構足にきていてスピードが上がらないので、もはや高原沼は諦めムードで写真撮りながら歩いていると後方から速足の男性がやってきた。
これから高原沼という。入山規制の13時までに入ればなんとかなるかもしれん、と駆けてゆくので、僕もあとを追っかける。

12時30分。高原温泉に下山。そのまま高原沼入山届をしてヒグマ情報センターへ。
入山にあたってはヒグマに関するレクを受ける必要がある。この時間からでは緑沼までしか入れないとのこと。周回できないのなら退散しようかとも考えたが、せっかくなのでとりあえず入山することに。

高原沼はガイドツアー大隊が多くて思うように歩けない。
30分ほどで緑沼に着く。なかなか紅葉が美しい。もう少し先行けるところまで歩いてみる。
鴨沼というところの先まで歩いたところでパトロールの方から「もう少し先で戻されるよ~」とKO宣告を受けたので引き返す。

周回できなかったのは心残り。緑沼に戻って暫し紅葉の景色を楽しむ。
ここも例年より紅葉が遅れているようだがパトロールの方曰く、今日一日でグッと色づきが良くなった、明日あたりで更に見頃になるかもしれないと…





明日。こりゃリベンジかもしれんな。
15時ちょい前に情報センターに下山。バスは16時の最終に乗ることにして高原温泉に入る。ここはエライ立派な温泉宿、風呂も綺麗なもんだった。ちょいと混んでてあまりのんびりできず。

レイクサイトに戻って荷物を整理して、さ~てこれからどうしようかな。
高原沼リベンジが第一案だが天気が下り坂、夜半から雨になるらしい。
冬型の気圧配置のため道北を中心に天気が悪い。
朝起きて天気が悪ければ帯広方面に逃げるのを第二案として。やっぱリベンジ。

ならこれから層雲峡でチャチャっと飯食って寝よか、と層雲峡向いて走っていたが…大函まで来たところで急に三国峠に行きたくなってUターン。


なんとなく聖地。やっぱここは…えぇ。

陽が落ちて、再度晩飯のことを考えねばならない。
このまま糠平行ったらなんか店はあるだろう、と安易に糠平行ってみたものの…何もナシ。
また層雲峡向けてUターンする。
結局晩飯にありつくまでに100㎞走る羽目に…疲れてしまった。
ラーメンとチャーハンをいただいて、コンビニでクラシック買って層雲峡で一杯やってそのまま車中泊。
層雲峡の蒼き岩峰に今夜も月が美しい。ほんまに明日雨なのか?

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1 コメント

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 (Perfect Business Group)
2020-08-05 02:24:18
高原沼リベンジが第一案だが天気が下り坂、夜半から雨になるらしい。
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