B-winds(ブレイスの風)

風になりましょう。人を活かし、未来を生かす風に…
人々を元気付ける(brace)ネットワークを広げていきましょう

オリンピックに見る人材の国際化

2008-08-24 08:50:08 | Weblog
藤木麻祐子コーチのいるシンクロナイズドスイミングスペインチームは銀メダル。井村雅代コーチの指導を受けた中国チームは銅メダル。そして、日本は5位。このニュースを複雑な思いで聞いた人も多かったでしょう。もちろん、私もその一人です。

 しかし、逆のケースもあります。フェンシングで銀メダルを取った太田選手は、ウクライナ出身のコーチの指導によって強くなり、フィギアスケートの荒川選手も、ロシアのコーチの指導によって金メダルを取りました。優秀な選手が優秀なコーチの指導を求めるのは当然の事。いっそのこと、メジャーリーグのような多国籍の球技チームを作ったり、福原愛ちゃんが仲の良い中国の選手とペアを組んで金メダルを狙うような時代が来てもいいんじゃないかと、私は思います。

 オリンピックでも顕著になりつつある人材の国際化。気になるのは、ビジネスの世界では、日本だけが人材の国際化の波に取り残されそうになっているという事です。シンクロナイズドスイミングの結果を見ながら、本当に優れたチーム(会社)を作ろうと思ったら、島国根性は捨て、国籍や人種といったことにはこだわらない、極めてオープンでグローバルなチーム(会社)を作らなければならないのではないだろうかと思った次第です。

「これでいいのだ。」理論。

2008-08-23 08:50:24 | Weblog
「不安、自信、プレッシャー、喜び、そんな感情がごちゃ混ぜになってました。」
北京オリンピック男子400mリレーで銅メダルを取った塚原選手の気持ちが、私には痛いほどわかりました。しかし、彼らは確かに80年ぶりのメダルを取った。ところが、同じ日、星野ジャパンは・・・。プロ野球で、あれほど輝いていた選手たちの硬直した顔、顔、顔・・・。彼らは、いつもどおり戦えば確実に取れたはずの金メダルを逃しました。

この差はどこから来るのでしょうか?昨日開かれた井上陵さんの第3回ブレイスネットワークセミナーは、"感情"。夢をかなえる原動力でありながら、時として、私達を挫折に追いやるブレーキにもなる"感情"のコントロール方法についてでした。

参加された人のほとんどが、不安、焦燥、無気力、あせり、迷いといった感情に悩んだ経験を持っておられました。私もまた、主催者の一人であることも忘れ、自分の感情に関する悩みを洗いざらいぶちまけ、救いを求めました。非常に密度の濃い2時間でした。

結論は「これでいいのだ。」。先日亡くなった赤塚不二夫さんが、バカボンのパパを通じて世に広めた名言です。この世には自分でコントロールできることとできないことがあります。例えば、「過去」。どんなに悔やんでも悲しんでも「もし○○だったら」と思っても過去はコントロールできない。にもかかわらず、過去にとらわれ、コントロールできる「未来」に目を向けない。これでは人生に急ブレーキがかかってしまいます。

一度、自分の感情を整理し、コントロールできる事だけに集中する。そして、「これでいいのだ。」と、心から思う。それだけで、感情は夢に向かって真っ直ぐプラスに働いてゆくという事を、セミナーを通じて私は学びました。

「重圧を感じながらも、しかし、楽しむことを忘れないで走りました」と、笑顔で語った400mリレーアンカーの朝原選手。彼もまた、多くの感情が錯綜する中で、「これでいいのだ。」という境地に達し、夢へのバトンを手にしたのではないか・・・。そんな気がします。

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残念ながら、9月13日に予定されている井上陵さんの第4回夢実現の為のスキルアップセミナーは、応募者多数の為、締め切りとなりました。しかし、今回のシリーズが受講者の方に非常に好評だった事を受け、いずれまた、新しいシリーズを企画してゆきたいと思います。今回のシリーズにご参加頂いた方、エントリーされた方に心から御礼申し上げます。ブレイスネットワークは、これからも、あなたの夢実現の為のヒント、力になるようなセミナーを企画してまいります。ご期待下さい。


4人だけではない。

2008-08-23 00:07:30 | Weblog
「過去、私と組んで走ってくれたすべてのランナーと共に勝ち取ったメダル。」と、朝原選手。
「短距離界全体で勝ち取ったメダルと行っていいと思います。」と末続選手。

400mリレーで、史上初の銅メダル。
走ったのは4人だけではありませんでした。

ワッセワッセ!/第5回ブレイスネットワークミーティング

2008-08-22 09:14:18 | Weblog
ブレイスネットワークメンバーの熱い議論は、居酒屋琉球でのニ次会にまで及びました。

人材を法律面から守る為、社会保険労務士のSさんの加盟が正式決定。
労働環境の国際化に対応する為、シンガポールのA氏の加盟が正式決定。
受講者に感動と力を与えている井上陵さんの夢実現セミナーの継続開催が決定。

今回も、未来に向けてのいくつかのステップアップがありました。
しかし、今、私達が「人を生かす」為にできることは、もっともっとあるはず・・。

「ワッセワッセ!」
琉球太鼓の力強いビートが深く心に響きました。

這い上がって、しのぎ切って、金。

2008-08-22 00:22:52 | Weblog


どんなことがあっても、彼女達は夢をつかんで離さなかった。
準決勝で敗れても、ホームランを打たれても、400球投げ抜いても、満塁のピンチを招いても、彼女達は絶対にあきらめなかった。

「最後は気持ちの強いものが勝つのだなとつくづく思いました。」(上野由岐子投手)

夢は叶う。夢への強い気持ちがあれば・・。
そのことを証明してくれた素晴らしい金メダルでした。


心を通わす。

2008-08-21 07:04:38 | Weblog
「君、先月、ようがんばったらしいな。」
松下電器に勤める私の友人が新人だった頃、一度だけ、松下幸之助最高顧問にエレベーターの中で、こう声をかけられたそうです。
何万人という社員の中の一人、しかも新人。にもかかわらず、彼の先月の成果を最高顧問が把握していた事に彼は驚き、感激したそうです。
私が同氏を尊敬し、目標にしている所以です。

「 一人ひとりの努力が、部下の人にもまた上長の人にも知られるということは、何にもまして心嬉しいことだと思います。
一つの成果をお互いに味わって、ともに喜び合うことができるということは、私は尊い姿だと思うのです。
一つの会社の中でも、北海道にいる人の苦労が九州にいる人に伝わる。
九州にいる人の苦労が北海道の人に伝わり、打てば響くような形において、全員が結ばれていくというように、お互いに心と心を通わしているような状態になっていなければならない。
そうなれば願い通りの好ましい成果が上がり、社会のためにも大衆のためにもなる働きができるであろうと思うのです。」
(松下幸之助氏 一日一話より)

腕がちぎれても。

2008-08-20 21:57:54 | Weblog
1日2試合21イニング。
エース上野はたった一人で強豪アメリカ、オーストラリアに立ち向かいました。

腕がちぎれても・・。最後のオリンピックに賭ける上野選手のすさまじい執念が、ソフトボール日本代表に銀以上をもたらしました。

明日のアメリカとの決勝戦がどんな結果になるかはわかりません。
しかし、2008年8月20日の上野由岐子の21イニングは、これから永遠に語り継がれてゆく事でしょう。彼女と、彼女と共に戦った仲間達に、大きな、大きな勇気をもらいました。
ありがとう。


友人、日経一面を飾る。

2008-08-19 22:54:35 | Weblog
本日の日経夕刊一面に、(株)SORA 角本紗織社長の記事が掲載されています。

 タイトルは「社員のタマゴ研修中/同僚の輪広げる魔術」。
簡単なマジックを通じて、ある会社の社員のタマゴがコミュニケーションを深める姿が紹介されています。

 面と向かい合っても、なかなか互いの硬さは取れないもの。簡単なマジックを通して互いの硬さをほぐし、急速に心の距離を縮めてゆくという角本さんのアイデアはなかなかのものかもしれません。

 そういえば、北京でオリンピックが開かれるなどとは想像もできないはるか昔、「ピンポン外交」と称して、卓球の選手団を相互に送る事で、日中両国が国交回復に向けて、手探りでコミュニケーションを図ったことがありました。人は、共通に楽しめる何かを通じて、急速に親しくなれる動物なのかもしれません。

 かつて、いたずらっぽい視線を感じながら、角本さんのマジックにまんまとひっかかってしまった事があったことを思い出した次第です。

自分を知る。夢に近づく。

2008-08-19 07:21:53 | Weblog
「東京に行くぐらいの覚悟で。」と、N部長に叱咤され、4月にS社に入社したO君が、東京どころか、近々韓国のソウルに赴任するほどの大活躍。その成長ぶりに驚いています。

「彼は自分の至らぬ部分を面接で正直に言ってくれました。伸びると思いましたね。」とN氏。自分の力を過大評価して自己宣伝する人も、自分を過小評価して卑下する人もダメだそうで、自分の強み、弱みを正確に把握し、自分の実像と真正面から向き合い、研鑽を重ねてゆく人材だけが伸びてゆくそうです。

これは、世界のホンダを創業した本田宗一郎氏の「得手に帆あげて」という言葉にも通じるかもしれません。

"人生は「得手に帆あげて」生きるのが最上だと信じている。だから今でも機会があると、若い人に得意な分野で働けと言っている。
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そのためには一刻も早く自分の得手なものを発見しなくてはいけない。また自分の得手なものをつかめない人にとっては、職業適性等の診断テストを利用したり、また自分の周囲にいて絶えず見守っている両親や、教師の見解を参考にするのもよいと思う。"(本田宗一郎氏著「やりたいことをやれ」より。)

まず自分を知ること。これが大切なのかもしれません。

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夢実現の為のスキルアップセミナーby井上陵氏
第3回目は8月22日(金)開催 
~行動のブレーキを外す感情のコントロール方法~
*感情と行動の関係性を理解する
*不安や恐れの克服方法
*貴方は出来ないのかやらないのか
*感情の自己探求
*心のブレーキを外すクリアリング
開催日時:8月22日(金)
 AM19:00~PM21:00(開場18:30)
 場所 大阪梅田第4ビル21階 イングライセンスアカデミー
    (大阪市北区梅田1-11-4)
 定員16名/先着順

お問い合わせは
info@bracenet.jp青木までご連絡下さい。

笑顔の力。

2008-08-18 08:12:50 | Weblog
銅メダルを取った浜口選手と、お父さんのアニマル浜口さんの笑顔(豪傑笑い?)。
笑顔が、人に力を与えるというというのは事実なんですね。

私たちも、昨日の浜口選手のように、惜しいところでフォール負けする事だってある。
しかし、笑顔があれば、敗戦すらも幸せへの力に変えることができる。
大いに勇気づけられた、とびきりの笑顔でした。

五輪=女子レスリング浜口は2大会連続の銅、「ロンドンもやりたい」